越石です。
そういうわけで、シカルナ工房の「デビルマン Xion」を購入しました。
ソフビ製のちょっとレトロなデビルマンのフィギュアなのですが、あまりにもカッコ良すぎるので紹介です。
秋葉原のまんだらけでたまたま赤い「哀」を見つけて一目惚れして購入し、矢継早にモノクロカラー、ネオファーストver、ボックスアートカラーverの計4体を手に入れたのでこちらのページでまとめて掲載します。
シカルナ工房「デビルマンxion」 哀(レッド)ver
まずは最初に購入したシカルナ工房「デビルマンxion 哀(レッド)ver です。
めっちゃかっこよくないですか?
うん、めっちゃかっこいいです。
哀(レッド)ver
こちらはカラーバリエーションとして「愛(ブルーグリーン)」「哀(レッド)」「豪(ブラウン)」の3種類が同時に販売され、こちらは赤い「哀」です。
他の色もネットで調べてみましたが、全色集めたくなるほど、どの色もかっこいいです。見つけたら買っちゃうかも。
※上記3種類以外にも多くのカラーバリエーションが存在します。
Devilman Crybabyを意識したマッチョなスタイル?
原作のデビルマンが細マッチョなのに対し、ゴリマッチョにデフォルメされたスタイルは、ネットフリックスで公開された「Devilman Crybaby」のイメージ(オープニングのシルエット)があるかもしれません。(最近やっと観ましたが個人的に作画に馴染めず微妙だった…)
全高は28cmと大きく、大胆に強調された四肢と相まって迫力があります。
精密な造形と高クオリティな塗装
また甘いディテールになりがちなソフビ製フィギュアにも関わらず、造形は精密で程よくリアルです。頭部のグラデーションなど塗装のクオリティも非常に高いです。
そんなわけで川崎界隈ではデビルマン好きで有名な私ですので一目惚れするのも無理はありません。
頭部のツノが折れていたので修正
こちらですが頭部の左のツノが折れていました。よく見ると右の先も少し…。後述しますがこのおかげでかなり安く購入できました。
実は値札にあった注意書きを見るまでは気付かなかったですし、よく見ないと分からないとも思うのですが、一度目に入ると気になります。
そこで数十年ぶりにエポキシパテを購入し、ツノの補修をしました。幸いにもそこまで精度を求められる造形では無さそうなのでチャレンジしちゃいました。
まぁ結果良かったんじゃないでしょうか。よく見ればちょっと太かったかなと思いますが、それこそ言われなければ気付かないと思います。
ちなみに本記事で使用されている画像ですが、補修済みと補修前が混在しています。
シカルナ工房の「デビルマンxion」は現在プレミア価格
さて、こちらの「デビルマンxion 哀」ですが、東京・中野ブロードウェイの墓場の画廊で2018年7月7日に定価15,000円で発売されたもので、すでに売り切れているので当然プレミアがついています。
ヤフオクやフリマアプリで確認してみると大体3万円前後で取引されているようです。高い。
ただ、私が購入したものは先述の通り片方のツノが折れており、さらに箱などの付属品(悪魔の書=悪魔の頭部の彫像)が無いものだったので17,000円でした。それでも高いのですが定価より2,000円アップくらいならと購入しちゃいました。逆に完品があったとしても3万円出すのは躊躇しちゃうのでちょうどよかったのかも。
※墓場の画廊はたまに行くのですが、発売日に行けば買えたのだろうか?
シカルナ工房「デビルマンxion」モノクロカラーver
次の購入したのがシカルナ工房「デビルマンxion」モノクロカラーです。
WEB限定モノクロカラー
こちらのモノクロカラーのデビルマンは、2019年1月にシカルナ工房のオンラインショップ開設記念第1弾としてWEB限定カラー&数量限定で発売されたようです。モノクロ版ということでグレーと黒を基調にしておりまるで水墨画のようです。渋い。
翼もただ真っ黒なわけではなく、グレーと黒のグラデーションで凝った塗装になっています。
目だけ黄色
目だけ薄い黄色で塗装されています。またレッドにはなかった瞳も描かれているため、表情も豊かで漫画っぽさも感じます。
※カラーにより瞳有りと瞳無しが存在します
瞳が入ると口や鼻の印象からか猫や犬っぽい感じもします。
悪魔の書も付属
オマケとして悪魔の書も付きます。めっちゃ小さいので被ることは出来ません。
箱にはデビルマンのイラスト
箱には有名なイラストがプリントされています。
こちら一応未開封品ということで本体は袋に入ったままでした。
購入は「まんだらけ渋谷店」
購入は一体目のレッドに続きまた「まんだらけ」です。前回は秋葉原店でしたが今回は渋谷店です。
まんだらけのオンラインサイトで再入荷連絡の設定をしていたのですが、入荷案内のメールを受け取った次の瞬間には購入手続きを終えるという、俺でなきゃ見逃しちゃうほどの恐ろしく早いクリックでした。
ちなみにまんだらけでは販売店舗での店頭受取も可能なので、桂花ラーメンに寄り道しつつ渋谷店まで行って受取ました。
価格は?
さて気になる価格ですが、定価が17,000円なのに対し20,000円でしたので、そこまでプレミアは付いていない良心的な価格でした。なので迷わず即購入できました。
シカルナ工房「デビルマンxion」ネオファーストver
3体目のシカルナ工房「デビルマンxion」はネオファーストverです。2023年2月に開催されたワンフェス2023で販売開始され、3月にも西武渋谷で開催された「デビルマン・マジンガーZ 50th ANNIVERSARY‐ DZ50」で販売されました。ちなみに両方とも開場早々に瞬殺だったようです。先の2体と違い初めてのリアルタイムの販売でしたが残念ながらこちらも定価でゲットならず…
ネオファーストverという名前ですので初版の塗装のバージョンアップという感じでしょうか?渋くてかっこいいです。
カラーリングは緑のボディに毛の部分を茶色と紫で塗装してあります。公式の写真で見るより実物は紫強めです。良い色。
顔のカラーリングは公式に画像がある「70年代カラーver」と同じく隈取り(目の周り)が赤です。70年代カラーにある瞳はありません。
悪魔の書も付属します。緑です。
シカルナ工房「デビルマンxion」ボックスアートカラーver
4体目はシカルナ工房「デビルマンxion」ボックスアートカラーverです。限定50体の販売で、公式通販で先行20体、ホビーラウンド28で残りの30体が販売されました。
ボックスアートカラーverのカラーリング
「ボックスアートカラーver」の名の通り、デビルマンxionシリーズの箱にも採用されているデビルマンのイラストをイメージしたカラーリングです。ちなみに劇中(漫画)のどこかのシーンでデビルマンが赤くなったりするわけではないので、怒りなんかの感情をイメージしたイラストだと思われます。
カラーリングの大きな特徴は以下の通り。
・頭のトサカが青い
・目が黄色で瞳が赤
・体全体が赤い
・羽も赤い
頭のトサカなんかはグラデーションまで再現される凝りようです。
同じ赤ベースの「哀」とカラーリングを比較
ちなみに私が初めて手に入れたデビルマンxionシリーズの「哀」とカラーリングが被っています。ただ、顔や面積の大きい羽のカラーリングが異なるのでけっこう印象は違います。
※あとなんかボックスアートverのほうがサイズが少し大きい?
ちなみによく見ると手と足の爪の色が違います。ボックスカラーverは白で、哀は黒です。これに気づいているのは日本で私とシカルナ工房さんだけではないでしょうか。知らんけど。
購入はメリカリ
こちらもリアルタイムの販売だったにも関わらず力及ばず定価ゲットならず…
詳しくは以下の記事に愚痴っぽくまとめていますのでご参考ください。
最後に
そういうわけでシカルナ工房のデビルマンxion購入レビューでした。
デビルマンは原作コミックはもちろん持っていますし、何度読んだかわからないくらい繰り返し読んでいます。もはやバイブルです。OVA(誕生編と妖鳥シレーヌ編)もクオリティが高くビデオプレイヤーが火を吹くほど繰り返し観るほどのデビルマン好きです。もちろん小さい頃の夢は「デビルマンに俺はなる」でした。最近はゴジラとミニカーばかり集めていましたが、これを機にデビルマン熱が再発しています。
【参考】シカルナ工房とは?
シカルナ工房(正式表記=シカルナ・工房)は2007年に設立され、オリジナルキャラクターやアニメキャラクターなどのソフトビニールフィギュアをメイドインジャパンにこだわり、製作から塗装まで東京江戸川の自社工場で製造販売している工房です。
社名の由来は家族の名前から1つずつ取ったそうです。
前身は1986年創業のアンティークTOYショップ「まんが宿」で、人形製作部門を独立させたそうです。