越石です。
とうとうこの日がやって来ました。
そう、待ちに待った「ロボット魂のネリーブレン」がついに届いたのです。
あの誰もがフィギュア化を望んだブレンパワードのネリーブレンがとうとうロボット魂で発売されたのです。
それでは以下レビューです。
ロボット魂「ネリーブレン」
はい、こちらがロボット魂のネリーブレンです。プレミアムバンダイの受注販売ですので残念ながら現在は買えません。確か4月くらいに予約して9月に届いた感じです。
ネリーブレンは1998年にWOWOWで放送された富野由悠季による原作・総監督のオリジナルアニメ「ブレンパワード」で、ストーリー後半に登場した主役機です。
また永野護によってデザインされたブレンパワードのロボットは、関節の痛さバネや装甲の積層構造が特徴でその独自のデザインが当時話題になりました。そんなデザインですがお世辞にもみっちりしっかりとは言えませんが違和感なく再現されています。
何よりスタイルがいいですよね。ブレンパワードの特徴的なスタイルがしっかり再現されています。放映当時に発売されたブレンパワードのプラモデルはディテール、スタイルともに正直あまり褒められたものではありませんでしたが、対してロボット魂のネリーブレンは高クオリティです。
正面からも分かるどデカい頭部ですが、後ろから見るとさらに巨大な構造なのが分かります。
そんなわけでいつも通り素立ちのみでお送りしておりますが、もちろんちゃんと動きます。でも私は素立ちオンリーです。やっぱ素立ちが似合うロボットが一番かっこいいよね。
ロボット魂のネリーブレンに「スミ入れ」を実施
そのままでもクオリティの高いロボット魂のネリーブレン。しかし我慢出来ずにスミ入れして半光沢のトップコートを吹いてみましたが、やばいほどクオリティが上がった気がします。
いや、これもう別モンレベルじゃないかってくらいかっこよさが上がります。
見えなかったディテールもはっきりとしました。
スミ入れはエナメル塗料を薄めて流し込み、エナメル溶剤で拭き取りです。プラスチックの場合、エナメル塗料が浸透してパーツが割れることがあるらしいので、実施は自己責任で。つま先の合わせ目まで済が入っているのはご愛嬌。
スミ入れして気付きましたが、けっこうみっちりとスジ彫りが入っており、このネリーブレンに対する開発のこだわりを感じます。それだけにスミ入れしないのはもったいないくらいです。
いやまじでスミ入れしてよかった。簡単な作業で驚くほどの効果なのでおすすめです。
海洋堂とシリコントライブとロボット魂のネリーブレンを比較
ブレンパワードのネリーブレンの立体と言えば海洋堂とシリコントライブのレジン製ガレージキットとBクラブの頭部の改造キットくらいでしょうか。
というわけで、私が過去に制作した海洋堂とシリコントライブのレジン製のネリーブレンと一緒に並べてみました。たぶんこの3体を並べたのは世界で私が初めてなんじゃないでしょうか。
ただ、ガレージキットと比べてしまうとさすがにロボット魂のネリーブレンがしょぼく見えてしまうのはしょうがありません。だってこの海洋堂とシリコントライブのキットは原型師の中でも3本の指に入る谷明さんと西山浩光さんですからね。
スミ入れしたロボット魂のネリーブレンと並べてみる
でもあら不思議!スミ入れしたものと並べてみると以外にいけるかも?!サイズを考えても及第点かも。しっかり塗装すればもっとクオリティ上がりそうです。面倒だからやらないけど。
色味が同じ、シリコントライブとのツーショットも撮影
色味が同じシリコントライブのネリーブレンとのツーショットです。同じデザインでも解釈の違いが面白いです。より設定に近いのはロボット魂のほうかもです。それくらいロボット魂のクオリティも高いのです。
最後に
そんなわけで待望のロボット魂のネリーブレンのレビューでした。スタイルも良いですし、造形のクオリティも高いので、予約済のヒメブレンも楽しみですがバロンズゥに超期待です。絶対出してください!