越石です。
そういうわけで、JMウエストンの376を購入しました。購入は永福町にある中古靴専門店の「studio.CBR」さんです。
「もう当面靴は買わない」なんてつい最近ブログで言ったかもしれません。でもダメでした。私はダメでした。もう靴なんて買わないなんて言わないよ絶対。
それでは以外詳細です。
購入したJMウエストン376(フルブローグ)
絶妙なセミスクエアのフルブローグ
こちらが今回購入したJMウエストンの376です。376は内羽根のフルブローグになります。私は生粋のラウンドトウ派という事で宮前区界隈では有名なのですが、ラスト11の376はほんのりセミスクエアになります。しかし絶妙なセミスクエア加減が適度なボリュームを生み出し、抜群にカッコ良いのです。すなわち同じラストでセミブローグの310も欲しいわけです。とにかくカッコ良いのです。ラウンドトウ派の私もニッコリです。
ディスコンの376
376はディスコン(廃番)になります。現在、外羽根のフルブローグはラインナップされていますが、内羽根のフルブローグはありません。直近でヒストリカルモデルとしてオーダー可能との情報がありますが、税込16万円とかなりお高く、黒も欲しいところですが迷います。迷うだけです。
ずっと狙っていた376
そんなディスコンの376ですが、手に入れるのが難しいほど燃えるのがハンター。実はずっとJMウエストンの376を狙っていました。お前は何でも狙っているんだろと思われるかもしれませんが、何でも狙っています。それがハンター。しかし本当は黒が欲しく、最近も未使用品がヤフオクに出ていたの参戦しているのですが競り負けています。ただサイズは7Dでしたので、その後の情報や今回購入した靴のサイズ感を考慮するとかなり小さかったかもしれません。競り負けたのは不幸中の幸いです。
studio.CBRさんで購入
そんな経緯もありずっと376を探していたのですが、同じくヤフオクに出ていた茶色の376がstudio.CBRさんのものでしたので、実物を見てからと思い永福町の実店舗に突撃したというわけです。studio.CBRさんは二度目の訪問です。一度ロイドフットウェアのダブルモンクを求めて行ったことがあるのですが、なんと入店と同時に目の前で別の人がダブルモンクのお会計をしているという奇跡的なタイミングだったのでした。そんなわけで一度目の訪問から少し時間も空いておりますので、念のためHPで営業日や営業時間を確認すると、今は来店予約が必要とのこと。すぐに当日空いていた時間帯を指定して永福町に向かいます。ちょうど良い時間が1時間だけピンポイントで空いていました。そんなわけで電車に揺られること40分、永福町駅からは南口を出て歩いて5分程度で到着です。喉が渇いた時は途中のファミリーマートが便利です。
状態が非常に良い
で、とうとうJMウエストン376の実物とご対面したわけですが、見ての通り・・・
すごく状態がいい!!!
本当は黒のフルブローグが欲しかったので少し迷いましたが、アッパーの状態はかなり良く、履き皺も綺麗で繊細、またインソールの汚れもなく、ソールも非常に綺麗な状態です。そして何より価格が安い。破格でした。サイズが合えば絶対買いです。
JMウエストンのラスト11のサイズ感
そんなわけで履いてみます。今回は初めてのラスト11になりますので試着は大切です。以前伊勢丹メンズ館で598を試着した際に、ラスト11のサイズ感についても聞いてみたのですが、598よりさらに細くて小さめになるので、ハーフサイズ上げる人が多いとの事でした。私の598のサイズは7E〜7.5D、そして今回の376のサイズは8D。皆さんもうお判りでしょう。ジャストフィットでした。これ以上ないほどジャストフィットでした。運命ってやつです。あと当日履いていたジーンズに合っていたのも決め手です。
ちなみに私が所有するJMウエストンのサイズ一覧です
・641(ラスト31)=7D
・598(ラスト21)=7E
・376(ラスト11)=8D
爪先を鏡面仕上げ
studio.CBRさんの靴はどれも綺麗に磨き上げられているのですが一応磨きます。これも靴購入の楽しみのひとつですので。気のせいか靴からはほんのりビーズワックスの甘い匂いがします。
さて靴磨きですが、特に色抜けはありませんので、全体を無色のアニリンカーフクリームで磨いて、爪先を鏡面に仕上げました。分厚い飴感が欲しかったので、ミラーグロスで磨いあとに、さらにトラディショナルワックスを重ねて磨いています。数日置いたらさらに重ねようと思います。それにしてもやっぱりJMウエストンの革は素晴らしいです。もちもちで革の奥から艶が出ます。
JMウエストン376ー詳細データ
ブランド | J.M. WESTON(ジェイエムウエストン) |
モデル | 376 フルブローグ オックスフォード(Full brogue oxford) |
色 | タン(Tan) |
ラスト | ラスト11 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | ボックスカーフ(Box calf) |
靴底 | レザーソール |
生産国 | フランス |
サイズ | 8D |
定価 | ¥158,760(税込)※ヒストリカルモデルオーダー価格 |
最後に~JMウエストン376を購入して
そんなわけでずっと欲しかったJMウエストンの376も手に入れて、今度こそ当面は靴の購入を控えようと思います。もう靴なんて買わないなんて言わないよ絶対なんて言わないよ絶対。で、コートとかニットをね、購入しないと。当日もその足で高円寺の古着屋さんとか周ったのですが、とくに収穫は無しです。
ちなみにstudio.CBRさんに来店予約する際、名前も記入するのですが、店長さんから「ブログやってますよね?」と、当ブログを見たことがあるとの事でした。嬉しい反面、素人が靴について偉そうに(ならないよう)語ってるので恥ずかしいですね(笑)今回は良い靴をありがとうございます。また伺います!
※フルブローグの呪い
これまでフルブローグだけでも6足購入(376は7足目)しています。ですが一足も手元に残っていません。つまり直近でも・・・勿体無い&申し訳ない。本当にフルブローグのことが大好きなのに、なぜか手放してしまうのです。さてこの376はどうなるのか・・・
かなり良さげな状態ですね!これでいくらくらいですか?新靴予算ないから中古で私も何かほしい。。
コメントありがとうございます!
ウェストンの革は先日の598といい本当に良いですね。
価格はここではあれなんで、インスタなんかからメッセージください(笑)