復刻版ターボオプティマ(京商)レビュー!ボディを色違いで2個作る

[記事公開日]2024/04/12[最終更新日]2024/04/21

越石です。

そういうわけで京商の復刻版ターボオプティマを購入しましたのでレビューです。

詳しくは後述しますが、実はターボオプティマも憧れのラジコンでした。そんな憧れのターボオプティマをたっぶり堪能しましたので張り切ってどうぞ。

 

ターボオプティマ復刻版【京商ビンテージシリーズ 7弾】

復刻版ターボオプティマとは?

京商ターボオプティマ復刻版の画像

こちらが今回購入・組立した京商ターボオプティマです。

京商ターボオプティマ復刻版の画像2

ターボオプティマは1986年(私は当時10歳)に発売され電動オフロードシーンに旋風を巻き起こしました。そして満を持して2019年3月に京商ビンテージシリーズ第7弾として復刻。当時の最新技術を結集した不朽の名車が現代に蘇ったというわけです。

復刻版ターボオプティマの特長

オリジナルを忠実に再現

京商ターボオプティマ復刻版の画像3

京商ターボオプティマ復刻版の画像14

京商ターボオプティマ復刻版の画像15

京商ターボオプティマ復刻版の画像18

当時のデザインを忠実に再現しオプティマよりワイドに設定されたボディ。この平べったいデザインが最高にかっこいいんです。

京商ターボオプティマ復刻版の画像4

京商ターボオプティマ復刻版の画像16

上から見ても横から見ても平べったい。平べったさの中にもボリュームがあり存在感は抜群です。
組んでみて思ったのは、タミヤのBBXと同じ系統のデザインのような気がしないでもないです。

大容量プレッシャーダンパー

京商ターボオプティマ復刻版の画像5

プレッシャー式からエアレーション式に進化したダンパーはゴールドのアルミ製。ダイヤル車高調整式なのでめっちゃ長さ調整が楽で感動しました。

前後のスタビライザー

京商ターボオプティマ復刻版の画像6

コーナリング中のロールを抑制するスタビライザーも前後に装備されています。ちなみにフロントのスタビライザーを組み忘れ、再度バラして組み込み直しました…。

大径タイヤ

京商ターボオプティマ復刻版の画像7

タイヤはフロント、リアともに大径タイヤが採用され迫力満点です。

ゴールドアルマイトパーツ

京商ターボオプティマ復刻版の画像8

これ、これっすよ。このゴールドのアルミパーツがかっこいいのですよ。金属感が堪らないんですよ。
メインシャシー、ダンパーステー、プレート類に強度と耐食性に優れた6061T6アルミ合金を採用し、復刻版ターボオプティマでは当時オプションだった金属パーツも最初から採用され金属感マシマシになってます。

京商ターボオプティマ復刻版の画像9

樹脂パーツも艶消し加工がされていて高級感があります。

4WDベルト駆動、FRP製メカプレート、金属製カウンターギヤなど、高性能なメカを採用

京商ターボオプティマ復刻版のシャーシ画像

そしてベルトドライブをシャーシの真ん中に通した4WD仕様。これが当時小学生の私にも刺さりました。なんかかっこいいと思ってました。

京商ターボオプティマ復刻版のシャーシ画像2

透明のプレートでベルトドライブの動きが見えるのもにくい演出です。ボディを被せたら全く見えないですけどね。
ちなみにオプションで金属製のチェーンにも変えられますが、よりパワーソースに対応したのはベルトのほうみたいです。

ー別体式ヘルメットとポリカーボネート製胴体のドライバー

ドライバーの画像

ドライバーも一応塗装しましたが、全く見えそうにないので超適当です。ポリカ製の胴体は裏から軽く赤をスプレーして、そのあとに黒をスプレーすれば良い具合に皺部分が黒くなります。ヘルメットに至っては無塗装&ステッカーのみです。

京商ターボオプティマ復刻版の画像10

案の定見えません。

その他の特徴

その他に復刻版ターボオプティマには以下のようなアップデートがあります。

  • ・18個のフルボールベアリング
  • ・現行バッテリーに対応可能なバッテリーステー
  • ・組立てしやすいヘックスタイプビス
 

ターボオプティマのボディの塗装とカット

①赤白ボディ

京商ターボオプティマ復刻版のボディ画像

ボディの塗装はイメージカラーを意識した赤と白で塗り分けたプチオリジナルのカラーリングにしました。
キットには塗り分け用のマスキングシートが用意されており、説明書通りに貼ればイメージカラーを再現できるようになっています。でも面倒そうだったのでマスキングシートは窓だけ使用し、ボディ下半分を通常のマスキングテープでガバッとカバーし、全体を赤で塗装した後に、裏打ちも兼ねて下半分が白になるよう塗装しました。
リアウイング部分の塗り分けがイメージカラーと異なりますが、ステッカーによるセンターに通った白いラインと黒い部分のおかげでパッと見はけっこうターボオプティマしてるんじゃないでしょうか。その他のステッカーも貼る位置を一部変えてます。

②色違いの黒ボディ

京商ターボオプティマ復刻版_黒ボディの画像

そして2台目のターボオプティマがこちら…

京商ターボオプティマ復刻版のボディ画像

ではなくて、もう一個ボディだけ購入して色違いも作りました。

京商ターボオプティマ復刻版_黒ボディの画像2

正確には赤白に塗り分けるのが面倒だったのと、ゴールドの金属パーツに黒ボディは似合うだろうとこちらの黒一色バージョンを先に作っていました。

京商ターボオプティマ復刻版_黒ボディの画像3

まぁ結果、かっこいいとは思うのですが、パッケージのようなスポーティな感じが薄れた気がしたので、やっぱりイメージカラーに近い赤白も欲しいなと思ってしまい、在庫のあったスーパーラジコン秋葉原まで一走りしてボディをもう一個購入して赤白バージョンも作ったというわけです。

ちなみに黒いほうにも白いセンターストライプを入れるつもり満々だったのですが、何を思ったのかマスキングをする前に色を塗ってしまったことも、もう一個ボディを購入した理由だったりします。
※記憶の中にある黄色のボディ(少し淡い黄色?クリーム色?)も作ってみたくなってます。

 

※他の人が作ったターボオプティマ見ていると、どうやらサイドの赤いステッカーは下に少し間を開けて白い部分を見せるっぽい…どうりで後ろのR部分が合わないわけだ。

ホイールはゴールドに塗装

京商ターボオプティマ復刻版の画像17

キットのホイールは白ですが、金属パーツの色に合わせてゴールドに塗装しました。
塗料はアサヒペンのメッキ調スプレー(ゴールド)を使用。そのままだと触ると金の粉が付くので、少し曇ってはしまいますが水性のクリアーでトップコートしています。
可能なら金メッキのホイールに交換も考えていましたが、塗装したものも意外に落ち着いたゴールドになり、金属パーツとも違和感なく調和していると思うので一旦保留です。(っていうか金メッキのホイールが少ないのと、未だにどれが合うのかよくわからん。)

ボディのカット

京商のターボスコーピオンはボディがカット済みだったのですが、ターボオプティマはカットが必要です。BBXほど大変ではありませんが、前後のダンパーが出る部分は少しカットに手こずります。そんな感じで一個目の黒ボディはなかなかダンパー部分が切り取れず苦労したのですが、調べたところ京商の公式ブログのカット方法が非常に参考になりました。

▼京商公式ブログ

https://kyosho.amebaownd.com/posts/7316130/

こちらにある通り、デザインナイフやカッターであたりをつけた後パキパキ折る際に、折り曲げるための切り込みを入れておくと楽に折り曲げられて綺麗に切り取れます。

そんな感じで一個目の黒ボディはヤスリがけも含め2時間くらいかかったボディの切り出しが、2個目の赤白ボディは1時間程度に短縮でき、なおかつ綺麗に切り出せました。これは他のボディでも共通して使えるテクニックなので覚えておこ。

ちなみに説明書では塗装後にボディのカットをするように指示されているのですが、カットが下手くそな私の場合はガリガリとヤスリで削ったりもするのでいつも通りカット後に塗装しました。

※上記の公式ブログのターボオプティマは作成途中で記事が終わっているのですが、続きが見つけられません…完成版が見たいのに。

 

ターボオプティマの組み立てについて

ターボオプティマの難易度と難所

ターボオプティマの組み立て難易度ですが、ターボスコーピオン同様に説明不足が多々あり初心者向けではなさそうです。ちょいちょい難しいところはあったのですが、一番難航したのはステアリングサーボをフロントのサーボセーバーリンクに繋ぐところです。こんなのドライバーやレンチが入らんやん!ってところをビスで繋げる必要があり、ペンチやピンセットを使って苦労してチマチマ回していたところ、最後の最後でシャーシの裏の隙間からレンチが入れられるようになっていることに気付き、今さらながらという気持ちがありつつもレンチを入れて締めました。説明書に書いといてくれよ…っていうかサーボセーバーリンクを組み込む際にあらかじめ繋いどいても良さそうな感じです。

部品やビスの管理は袋毎に工程が進むので親切で迷いにくいです。

ターボオプティマの組立時間

組立時間は1日5〜8時間の作業だったと思うので大体15時間くらい(測ったわけじゃない)でしょうか。ターボスコーピオンより少し時間はかかるけど、BBXやホットショットほどではないという感じです。(タミヤは部品探しに時間がかかる)
ターボスコーピオンはすぐに完成してしまい少し拍子抜けしたのに対し、ターボオプティマは難易度も組立時間もちょうどよく脳汁ドバドバを堪能できました。

実は憧れだった京商オプティマ?

以前の記事でタミヤのホットショットが小学生の時の憧れだったと書きましたが、ホットショットの他にも何か憧れのラジコンがあったような気がして思い出せなかったんです。

覚えている印象としては

  1. 1.平べったいデザイン
  2. 2.黄色(クリーム色?)っぽい本体?(もしくは箱?)
  3. 3.4WDでシャーシの真ん中にベルト(チェーン?)が通っている

で、3つ目の「4WDでシャーシの真ん中にベルトが通っている」というのが記憶に強く、京商のオプティマなんじゃないかと思ったわけです。
ただ、ターボなのか無印なのかミッドなのか未だに確信がありません。黄色(クリーム色?)という記憶が箱なら(※)オプティマミッドっぽい気もしますが、一番平べったく見えるのはターボオプティマだと思うのでターボオプティマにしました。っていうか一番かっこいいと思ったのがターボオプティマでした。
※オプティマミッドにはボディカラーが黄色をイメージカラーにしたバージョンもあるっぽい

現在は再販待ち?

ただこちらのターボオプティマですが、公式はもちろん、どのショップも現在は在庫無しで再販待ちの状態です。
そんなこともありヤフオクやメルカリなどで探していたのですが、たまたまラクマに定価以下で未開封品が出たので出品されてすぐに購入しました。目にも止まらぬ速さです。俺でなきゃ見逃しちゃうやつです。
※定価は55,000円なのですが45,000円でした。ヤフオクやメルカリの相場は定価と同じ55,000円程度なのでけっこうお得に買えました。これは運命ってやつですね、

まとめ

京商ターボオプティマ復刻版の画像13

そういうわけで4台目のラジコンは京商ターボオプティマでした。適度な難易度と組立時間、さらに金属パーツをふんだんに使ったメカニカルなシャーシに圧倒的にかっこいいボディと最高のキットでした。BBXと同じくもう一台組みたいくらいです。いや〜楽しかった。

実はこんだけ作ったので「走らせたい欲」がかなり高まってきてます。ですので気楽に走らせるための安いラジコンでも買おうと色々探していたのですが、物欲が勝り本当に欲しいものを買っちゃいました。結果、これまでのラジコンで一番高いという…まぁしょうがないです。次こそは走らせる用の安めのやつを買います。ブリッツァービートルとか狙ってます。いっそターボスコーピオンを走らせてみるのもありかも。(ターボオプティマはもちろんのことBBXやホットショットも綺麗な状態で飾っておきたい…)

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