越石です。
とうとうやりました。JMウエストンの598(スプリットトゥダービー/ロジェⅡ)を購入です。今回はヤフオクにて状態の良い出物がありましたので、久々の中古での購入です。
それでは、以下詳細です!
購入したJMウエストン598(ロジェⅡ)がこちら
UチップのJMウエストン598
こちらが今回購入したJMウエストンの598です。スタイルはUチップになります。同じUチップのゴルフに比べて爪先がシャープになり、カジュアルになりがちなUチップの中でも、598はエレガントでドレッシーなスタイルと言えます。あと、ゴルフは正直スーツには合わないのですが、この598ならスーツでもカジュアルでも大丈夫です。(ってJMウエストンの店員さんも言ってました。)
そんなわけで、購入の動機はカジュアルに合わせる靴が欲しかったからなのですが、もちろんスーツにもいっちゃおうとも考えてます。
通称「ロジェⅡ」
JMウエストン598のモデル名は「スプリットトゥダービー」なのですが、通称「ロジェ」と呼ばれることもあります。ただ、正確にはロジェと呼ばれたモデルは696というモデルらしく、アイレット数が598より少ないようです。ですのでこちらの通称は「ロジェⅡ」と言うのが正解のようです。
丈夫なロシアンカーフ
このJMウエストン598、どうせなら新品で買おうと青山店に行ったり、伊勢丹メンズ館に行ったりとしましたが、いずれもその場ではあと一歩の踏ん切りがつかず、なんだかんだ迷った末、結局は中古で買っちゃいました。すごく状態が良さそうに見えたので。実際にはつま先にけっこう深いキズがあったり、ソールが思ったより減っていたりとしましたが、それでも革の状態は抜群に良く、履き皺も薄く繊細で非常に綺麗です。やはりゴルフ同様、JMウエストンのロシアンカーフは丈夫なようです。
爪先の鏡面仕上げ
いつものごとく磨きます。今回は中古ですが、蓄積された靴クリームのあとはなく、ブラッシングして、デリケートクリームで軽く全体を拭いて汚れを取ったら、黒の靴クリーム(ブートブラック)を薄く塗ってブラッシング&乾拭き、そして最後に爪先を鏡面に仕上げました。鏡面はベースにパレードグロスで凹凸を埋め、ミラーグロスで仕上げています。この598は爪先の面積が大きく、どこまで鏡面にするのか迷いましたが、もう一段広い範囲でも良かったかもしれません。
それにしても磨くとまるで新品のようです。この革は本当にすごい。
靴底はラバーソール
靴底はラバーソールです。ゴルフと同じJMウエストンオリジナル仕様のリッジウェイソールです。爪先と踵が意外と減ってたんですけど、全体的には綺麗でまだまだ履けそうです。少し履いたら踵は交換しようと思います。
革と靴底は2種類
前述の通り今回購入した598の革はロシアンカーフと呼ばれる肉厚で丈夫な革です。油分を多く含んでいるので雨にも強いそうです(勿体無くてゴルフは雨の日には履いてません)。そしてこのロシアンカーフ仕様のほうはこれまた前述の通りラバーソール仕様になります。598はゴルフと違い通常のカーフも用意されているのですが、そちらはレザーソールになります。それぞれ黒とブラウンがあるのですが、ラバーソール仕様のブラウンは赤みのある濃い目の色で、レザーソールのほうは若干薄めのブラウンと色味が異なります。どちらも魅力的です。
サイズは7E
サイズは7Eです。青山店で試着した時は7Dを勧められたのですが、伊勢丹メンズ館では7Dは少し窮屈だろうと言うことで7Eか7.5Dを勧められました。個人的には7Dだと羽根がけっこう開くのが気になり、伊勢丹メンズ館で勧められた7Eか7.5Dで迷っていました。で、今回ちょうど7Eが出品されていたので、これも運命と思った次第です。さっそく家で試着してみましたが、ナイスサイズです。緩くもなくキツくもなくです。羽根は若干閉じ気味ですが、インスタグラムを見てるとこれぐらいがかっこいいと思える開き具合です。
※実は598を履きながら電車の中でこの記事を書いているのですが、すこぶる良さそうなサイズ感です。詳細はまたアップします。
JMウエストン598(ラスト21)のサイズ感
ちなみに598(ラスト21)のサイズ感ですが、店員さん曰くなかなか難しい(ゴルフより辛い人が多い)らしいのですが、通常はゴルフと比べてハーフサイズアップする人が多いそうです。私の場合、ゴルフは7Dですのでウィズを上げた形になります。
J.M.Westonの値段
ちなみにJMウエストン598の価格は定価で124,200円(税込)となります。ゴルフより5,000円ほど高くなります。
JMウエストン スプリットトゥダービー #598~詳細データ
ブランド | J.M. WESTON(ジェイエムウエストン) |
モデル | 598 スプリットトゥダービー(Split Toe Derby) |
色 | ブラック |
ラスト | ラスト21 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | ロシアンカーフ(BLACK RUSSIAN) |
靴底 | リッジウェイソール |
生産国 | フランス |
サイズ | 7E |
定価 | ¥124,200(税込) |
購入はヤフオク
今回はヤフオクでの購入になります。開始価格はとんでもなく安かったのですが、さすがにその価格で落札できるわけもなく、最後は数人で争うことに。正直、当初決めていた落札価格をオーバーしたのですが「あと1000円なら・・・」「1000円差で負けたら後悔する・・・」という感じで結局2000円ほどオーバーしてしまいました。オークションって怖い。しかし結果的には本当に格安で落札出来たのでラッキーです。
最後に
そんなわけで、やっとJMウエストンの598を手に入れました。
これでまたUチップマスター(笑)への道に一歩近づきました!
とは言え、当面は靴は買いません。靴ばかりあってもしょうがありません。ダメです。合わせる服がありません。服買います。コートとかニットとか。ですので靴は当面控えます。たぶん。
Uの部分が小さいのはどうなんだろうと思ってましたが、
いい表情してますね!!
磨きごたえがありそうです。スーツに合わせた写真楽しみにしてます!!
ちなみに革ってロシアンカーフですか?
ロシアンカーフはほぼ存在しないという認識でした
コメントありがとうございます!
爪先部分が大きいので、鏡面にするとガラッと表情が変わります。
ロシアンカーフですが、おそらくウェストン独自の名称で、幻のロシアンカーフとは別物のようです。
カッコイイですね!
自分もUチップ大好きです。
ゴルフ6Dを所有しているのですが、ロジェの場合なら6Eが良いですかね?
ネットで安く出品されていて自分も購入しようか悩んでます笑
パラブーツ アヴェニョンかロジェで迷ってます。
コメントありがとうございます!
598ですが、その後沈み込みも多少あったのか、羽根はさらに閉じてしまいましたので、ゴルフと同じ6Dでも良いかもしれません。難しいところですので、やはり一度試着出来るならしたほうが良いかもしれませんね!
返信ありがとうございます!
自分の場合は6Dでちょっとキツかったかなぁという感じだったので6Eでも大丈夫なのかなぁと思ってました。
検討してみます。貴重なご意見ありがとうございました!