「エドワードグリーンのカドガン」と「マスターロイドのウェルハム」を磨く

[記事公開日]2019/02/16[最終更新日]2019/08/01

エドワードグリーンのカドガンとマスターロイドのウェルハム

越石です。

Instagramを見ていると、今日は銀座のほうで靴磨き選手権大会があったようで盛り上がっていますね。

私に対抗出来るはずもありませんが、先日磨いてInstagramに上げた「エドワードグリーンのカドガン」「マスターロイドのウェルハム」を、せっかくなんで室内より綺麗に写る外で撮り直しました。

スーツを着る機会がめっきり、いや、まったくと言っていいほど無くなってしまいましたので、二足とも最近履けていません。それならば逆にピカピカに磨いておこうと思った次第です。満員電車で踏まれることもありませんから。

 

エドワードグリーンのカドガン

エドワードグリーンのカドガン

まずはエドワードグリーンのカドガン(EDWARD GREEN CADOGAN #F202 Black)です。言わずと知れたエドワードグリーンでも人気のモデルで、パーフォレーションがエレガントなセミブローグになります。
こちらはInstagramで知り合ったshogoさんに未使用品を譲ってもらったという経緯があります。

エドワードグリーンのカドガン3

ラウンドトウが特徴のクラシカルなラスト202で、尚且つ少し幅広のFウィズになりますが、見た目には特に分からないと思います。

エドワードグリーンのカドガン真横からの画像

完成されたデザインのカドガンは、どこから見ても美しく、かっこいいのです。

エドワードグリーンのカドガン2

舐め回すように写真に撮ります。美しい。

冒頭の通りスーツを着る機会は減りましたが、カジュアル寄りのセミブローグなら、ジーンズも有りですよね?磨いて飾っておくつもりでしたが、来週履いてみよ。

【新品 EG139】エドワードグリーン カドガン ブラック カーフ Eウィズ 202ラスト UK8.5(27.0cm) EDWARD GREEN CADOGAN BLACK CALF E202
 

マスターロイドのウェルハム

マスターロイドのウェルハム(WELHAM)

次はロイドフットウェアでマスターロイドのウェルハム(WELHAM)です。けっこうな数のマスターロイドを購入してきましたが、結局このウェルハムが1番のお気に入りです。デザインではスーリーなども好きなのですが、このウェルハムはどのマスターロイドよりも革がモチモチで、さらに所有するどの靴よりも繊細な皺が入っています。つまり大当たりだと思っています。

マスターロイドのウェルハム(WELHAM)2

ウェルハムは、セミブローグのカドガンに対し、もう一歩ドレス寄りなクォーターブローグ(パンチドキャップ)になりますので、つま先にパーフォレーションは無く、磨き甲斐があります。

マスターロイドのウェルハム(WELHAM)真横からの画像

こちらこそ当面履く機会はないだろうと、つま先をピッカピカに仕上げました。

マスターロイドのウェルハム(WELHAM)3

ウェルハムを始めロイドフットウェアのマスターロイドシリーズはクロケット&ジョーンズが製造を手掛けており、ラストはカドガンの202ラストと同じようなラウンドトウでクラシカルなラスト330が使用されています。本家クロケット&ジョーンズでは今や廃番になっています。

マスターロイド:ストレートチップ ホワイトホール(茶)
 

カドガン×ウェルハム

エドワードグリーンのカドガンとマスターロイドのウェルハム2

カドガンとウェルハムを並べてみました。こうしてみるとセミブローグとクォーターブローグという違いはあるものの、シルエットはオーソドックスでよく似ています。

靴磨き

つま先を鏡面仕上げ

靴磨きですが、とくに特別なことはしてません。まず全体をサフィールノワールのクレム1925で磨き、つま先をミラーグロスで鏡面に仕上げています。一度布で普通に鏡面を作り、一日置いてから脱脂綿にウイスキーを少し付けてさらに磨いています。

最後に

エドワードグリーンのカドガンとマスターロイドのウェルハム3

何度か話題にしていますが、ドレス寄りの靴はけっこう手放しています。しかしこの二足は特別で、おそらく今後も手放さないです。おそらく。磨いて飾っておきます。たぶん。いや、カドガンは履くんでした。

そんなわけで、履けないですけど、定期的に磨いて、眺めて、また磨いて、眺めて、そんな感じでこの二足は楽しみたいと思います。いや、カドガンは履くんでした。

 

 

 

P.S.

最近、記事やアイテムの特性および実験も兼ねて、本当に恥を忍んで「コーデ写真」を載せることもあるのですが、特にGoogleなどの検索エンジンから来た方なんかは、「なんだこのダサくてキモい短足のおっさんは」と思われるかもしれません。(実際、一件そのようなご意見頂きました・・・すみません)

しかし今回のような靴の置き画なら、そのような心配もあまりなく(ないわけではありませんが・・・)安心です。つまり靴買わなきゃってことです。

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「エドワードグリーンのカドガン」と「マスターロイドのウェルハム」を磨く」への2件のフィードバック

  1. TR

    越石さんのブログ楽しみにしています。
    2年ほど前に越石さんにブログを見つけて、
    ロイドフットウェア、JMウェストンと同じ道を歩ませてもらっています。
    ※本ブログに出合うまでそれこそ、数千円の革靴で済ませていた20代です。

    最近ではacne jeansも手を出してしまい、色々と勉強になります。
    勝手に、購入⇒売却を繰り返す(失礼)この人が気に入ったものは
    本当に良いモノなんだろうと、思いながら見ています。
    これからも応援してます!
    あ、財布もGANZOでした。

    WEBブログをやっていると少し辛辣なコメントも来ると思いますが、
    応援しているという思いでコメントさせてもらいました。

    返信
    1. 越石 投稿作成者

      コメントありがとうございます!
      またお心遣いをいただき重ねてお礼申し上げます。励みになります!

      こう見えて気に入ったものは意外と長く使っているのですが、それ以上に勢いで買ってすぐ手放してしまうものも多く、反省しています・・・

      そんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします!

      返信

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