越石です。
そういうわけで奇しくも、そしてこんなにも早くロイドフットウェアのマスターロイド(WELHAM)とクロケット&ジョーンズのハンドグレード(BERKELEY)が揃ってしまいました。
ご存知の通りマスターロイドはクロケット&ジョーンズ製。そしてそのクオリティはクロケット&ジョーンズ最上級ラインの「ハンドグレードライン」に匹敵すると言われております。
結論から言うと、張り切って比べてみたわけですが、あまり違いは分かりませんでした。
そんな感じですが、前回のメインコレクションとの比較と合わせてお楽しみください。
唯一分かった違い〜コバの仕上げ
唯一大きく違いが分かったのはコバの仕上げです。
上がクロケット&ジョーンズのハンドグレード、下がロイドフットウェアのマスターロイド。両方細目付けですが、ハンドグレードのほうはさらにエッジを斜めにカット(面取り)しているようです。マスターロイドに比べてひと手間かかっているようです。
ここからは一応並べて比較してみます。
同じラスト330だが異なるスタイル
BERKELEYはスペードソール?
マスターロイドやハンドグレードの比較ではありませんがこちらの2つの靴は同じラスト330(木型)になります。
しかし、こうして並べてみるとクロケット&ジョーンズのBERKELEYはボールジョイントの親指側のコバがかなり張り出しているのが分かります。
上がクロケット&ジョーンズになりますが、いわゆるスペードソールのようにも見えます。
同じラストですが、ウィズはマスターロイドのWELHAMがEなのに対し、クロケットのBERKELEYは少し広めのF。しかしこのコバの張り出しによる視覚効果か、むしろBERKELEYのほうが細く見えます。
インソールは全敷き
インソールは両方全敷きです。こうして見ると中古のBERKELEYも意外と綺麗で状態が良いのが分かります。やったぜ。
とにかく並べます
さすがに同じくラストです。間違えて左右このままで履いてもバレないかもしれません。
いい。
あぁ、いい。マスターロイドの革の質はこれから履き込んでからの評価です。
仲良く並べて保管しています。
以上、ロイドフットウェアのマスターロイドとクロケット&ジョーンズのハンドグレードラストの比較でした。