エドワードグリーンのドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)を購入
”2017年3月24日”

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_TOP

越石です。

恒例のやってしまいましたです。

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の未使用品(新品)を超格安で見つけてしまったので購入しちゃいました。色はチェスナットで、エドワードグリーン純正シューツリー付きです。

ラストはいわゆるドーバーラストと言われる「ラスト32」。エドワードグリーン定番の「ラスト202」のドーバーもオーソドックスで良いのですが、ドーバーと言えばこのラスト32です。ドーバー好きなら必ずおさえておきたい一足です。 しょうがないやつです。

そんなわけで以下詳細です。

購入したエドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)がこちら

エドワードグリーンとは(ブランドヒストリー)

エドワードグリーンは、1890年にエドワードグリーン氏がイギリスの英国ノーザンプトンで創業した老舗シューズブランド。英国らしい伝統的で高品質な靴作りで、靴好きなら誰もが知る超一流ブランドです。しかし品質重視の少量生産を貫く中、1970年代に経営状態が悪化し、米国資本となるなど不遇の時代があったようです。その後、82年にイタリアの靴デザイナーであるジョン・フルスティック氏が再建に着手し、以降世界有数の靴職人を有するブランドとなります。一時トニー・ガジアーノ氏(現ガジアーノ&ガーリングの創設者の一人)がビスポーク責任者としてラストメイキングに携わったことも有名です。そんなエドワードグリーンですが、現在も英国ノーザンプトンの伝統が息づく最高峰の靴作りを行う名門ブランドなのです。
そして今回購入したUチップの「ドーバー(Dover)」は、そんなエドワードグリーンを代表する大人気モデルになります。

名作Uチップのエドワードグリーンドーバー

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_1

こちらが今回購入したエドワードグリーンのドーバーです。

当サイトで何度も紹介していますが、ドーバーと言えばエドワードグリーンを代表する名作Uチップです。もっと言えばUチップを代表するモデルがドーバーと言っても過言ではありません。それほどの名靴です。

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_5

これですこれ。

エドワードグリーンのドーバー最高なんです。ただただ美しいのです。かつてこれほどまでに美しい靴があったでしょうか。まぁさすがにあると思いますが、個人的には一番なのです。

スキンステッチとライトアングルステッチモカ

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像

エドワードグリーンのドーバーと言えば、つま先に施された表面に縫い目の出ない「スキンステッチ」と、モカ部分に独特のウネリを生み出す「ライトアングルステッチ」が大きな特徴であり魅力です。これらの縫製は猪の毛で作られた針で革の内部を縫うのですが、薄い革の内部に手作業で糸を通すため、熟練した職人の高い技術を要します。また薄い革の内部を縫っても破れるような事がないよう、上質な革を使用する必要があります。まさに高品質な靴の証明でもあるのです。そうして丁寧に縫い上げられたつま先とモカは唯一無二の美しさと雰囲気を醸し出します。

そんな匠の技であるスキンステッチとライトアングルステッチが、Uチップというカジュアルになりがちなドーバーに、ドレッシーで洗練された魅力を与えているんじゃないでしょうか。

未使用品というか新品

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_レザーソール

こちらのドーバー、購入店では未使用品との説明書きがありましたが、ご覧の通りどう見ても新品です(未使用品なので当たり前ですが)。履き皺はもちろんの事、レザーソールにもキズひとつありません。しかも定価で2万円もするエドワードグリーン純正のシューツリー付きです。純正の靴袋も付いていました。しかし箱無しです。ですので色がわかりません。でもそれだけです。なのに聞いてびっくりの超格安です。これは完全に掘り出し物です。どこで購入したかを言ってしまうと金額がバレてしまうので言えませんが、ヤフオクや楽天ではありません。たまたま見つけた私は超ラッキーです。
※楽天にも店舗がある有名店なのですが、なぜか直営のECサイトでしか販売していませんでした。

色はチェスナットアンティーク?

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_4

そんなわけで箱がありませんので正確な色がわかりません。チェスナットアンティークにしては少し色が濃い気がしますし、ダークオークにしては薄い気がします。というわけで、ざっくりブラウンです。いや、やっぱりチェスナットかな。少なくとも茶色には間違いないです。

プレメンテ

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_正面

プレメンテとしてアニリンカーフクリームを塗布してブラッシングし、つま先はワックスで軽く鏡面に仕上げています。いい艶です。

ソールはハーフミッドソール

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_ハーフミッドソール

ソールはハーフミッドソール(スペードソール)で、接地面はダブルで土踏まず部分はシングルになります。ラスト32のドーバーの特徴のひとつです。この仕様により屈曲性を損なわずに耐久性も上げることが出来るそうです。見た目にも横からのシルエットにメリハリが出るので、エレガントでセクシーなのです。

サイズは8E

サイズは8Eです。もう一足所有しているラスト202のドーバーは8D(超タイト)ですが、202より細身のラスト32ですので、ウィズはEでジャストサイズです。ラスト202の8Dは超タイトなのですが、ラスト32の8Eのほうが若干ゆったり目です。難しいところです。

エドワードグリーンの新ロゴ

エドワードグリーンのロゴ

ちなみにロゴは一番新しいタイプ(2014年以降)のものです。このロゴのデザインですが個人的にものすごく好みのデザインです。文字組みだけのシンプルなものですが、エドワードグリーンを象徴するような洗練されたデザインです。真似して当サイトのロゴにしたいと目論んでおります。
※写真はエドワードグリーンのカタログを撮影しました。

原点のドーバー

思えばこのラスト32のドーバーは私にとってひとつの原点です。2年前にぶらりと寄ったブックオフでラスト32のロイドフットウェア名義のドーバーを偶然にも手に入れたことが、ロイドフットウェアはもちろん、エドワードグリーンなどの伝統的なデザインの英国靴に興味を持ったきっかけと言えます。ブックオフでドーバーを見つけた当時はまだまだ靴にハマったばかりの頃で「エドワードグリーンのドーバー」についても「そういえば写真で見たことがあったかも」程度のレベルでした。しかしお世辞にも綺麗とは言えない中古の靴が雑多に並ぶ中でも、私の目にはドーバーが輝いて見えたのを鮮明に覚えています。(特にケースの中に入っているわけでもなく、普通に一般の棚に詰め込まれていました。オレでなきゃ見逃しちゃうね)

エドワードグリーン ドーバー(#32) 詳細データ

エドワードグリーン ドーバーの写真

ブランド エドワードグリーン(Edward Green)
名称 エドワードグリーン ドーバー(Edward Green Dover)
チェスナットアンティーク(Chestnut Antique)
ラスト ラスト32
製法 グッドイヤーウェルト製法
甲革 カーフ(calf)
靴底 レザーソール
生産国 イングランド
サイズ 8E
定価 ¥183,600(2016/9/1 STRASBURGO調べ)
※純正シューツリー:¥20,520

ドーバーのラスト32とラスト202を比較

ドーバーラストと呼ばれる#32

エドワードグリーン ドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)の画像_ドーバーラスト32

今回購入したドーバーのラスト(木型)はドーバーラストと呼ばれる#32です。その呼び名の通りドーバーの為に開発されたと言われるラストで、エドワードグリーンを代表するラスト202に比べ、やや細身になります。つま先は202と同じくラウンドトゥになりますが、細身にシェイプされている事で、よりスタイリッシュでドレッシーなラストと言えます。

ラスト32と202を比較

エドワードグリーン ドーバー ラスト32とラスト202_3

所有するラスト202のドーバーと並べて比較してみました。

エドワードグリーン ドーバー ラスト32とラスト202_2

202のウィズは「D」で32のウィズは「E」になります。ウィズの差はありますが、やはり#202(黒)のほうがボールジョイント部分が張り出しており#32よりグラマラスな印象です。ただ、#32も履き込むことで印象が変わる可能性はあります。どちらにしろラスト#32も#202も美しいという事に間違いありません。

エドワードグリーンの「ドーバー」というモデル名

エドワードグリーンのドーバーと言えば、Uチップの傑作モデルです。そして現在の価格で18万程度するという正真正銘の高級靴です。
かつてエドワードグリーンにはモデル名という概念がなかったそうです。各々「●●の外羽」、「●●の内羽」みたいに呼んでいたそうです。しかしこのドーバーは、あまりに高い人気のためエドワードグリーン社より「ドーバー(DOVER)」と言う名前を与えられたという逸話があります。まさに革靴のIT革命です。

ドーバー購入予算の確保

さて、そんなわけで、このドーバーを手に入れる為に、実は所有する靴をいくつか売りました。中にはヤフオクなどで出品されている靴を見て私の出品だと気付く方もいらっしゃったかもしれません(落札者からブログ見てますってよく言われます・・・お恥ずかしい・・・)。もしかすると中には購入した靴をほいほい売ってしまう事を不快に思ったり、不信感を抱く方もいらっしゃるかもしれません・・・本当にすみません。

これ、もう病気です。

この状況を生みだしたる要因といたしましては、単に私の物欲の強さと計画性の無さにあります。その結果、同じデザインの靴を何足も買っては整理したり、勢いで中古で買ったはいいものの結局新品で買い直したり、なんて事をずっと繰り返しています。購入を焦らずに少し我慢すれば済むケースばかりです。ちなみに恥ずかしいので何を売ったかはここではあえて言わないことにします。察してください。そんなわけでなぜか3足あったドーバーは現在2足です。今後はちゃんと計画的に購入します。この2足のドーバーは売りません。ここに誓いますん。誰かいいお薬紹介してください。

2足のドーバーをじっくり育てます

エドワードグリーン ドーバー ラスト32とラスト202

そんなわけで、なんだかんだドーバー2足は共に未使用品(新品)となりました。このドーバー2足を私色に染まるようじっくり育てていきたいと思います。楽しみです。

 

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エドワードグリーンのドーバー(EDWARD GREEN DOVER #32)を購入」への2件のフィードバック

  1. masa

    ドーバーかっこよすぎです。いいですねー。。。。定価じゃ買えませんw
    そこのサイトドーバー以外も安いですか?

    返信
    1. 越石 投稿作成者

      コメントありがとうございます!
      古着屋さんでの購入になりますので、在庫は運のみですね・・・
      ちなみに30年の老舗だそうです。(これ以上は金額がバレますw)

      返信

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