越石です。
とうとうコードバンの革靴を購入しちゃいました。オールデンのローファーです。
そしてコードバンと言えば「皺入れ」です。
そんなわけで初コードバンに初皺入れを敢行しましたのでレポートです。
2つの皺入れ方法
コードバンの皺入れには以下の2つの方法があるんじゃないでしょうか。
【1】ペンによる皺入れ
1つ目が、足を入れたあと、ペンなどを皺を入れたい任意の位置に当ててから、足を折り曲げる方法。
メリット
・任意の位置に左右対象の皺が入り、好みの皺に調整しやすい。
デメリット
・やや不自然という意見も。
【2】普通に履いて歩く
2つ目が足を入れて普通に歩く方法。自然に任せます。
メリット
・自然な皺が入る
デメリット
・左右非対称の皺が入る。
・位置が悪く見た目が悪い場合がある。
普通に歩いて皺入れ実施
で、私ですが、2つ目の「普通に履いて歩いて」皺入れをしました。初めてのコードバンだからこそ自然に任せてみることに。
※以前はカーフでもペンで皺入れしていたことがありますが、今は全て自然に任せています。
【1】まずは下準備
デリケートクリーム塗布
下準備としてまずは皺が入るアッパーにデリケートクリームを塗り込んで少しでも柔らかい状態に。
靴下を履く
普段靴を履く状態と同じになるよう靴下を履きます。アッパーとの隙間が多少変わると思うので。
【2】そして歩く
下準備が終わったら、普通に室内を歩いたり、しゃがんだりしてみました。ただ時間が短ったのか思い切りが足りなかったのか、思ったより皺が入りませんでしたが、皺の位置は決まったと思います。あとは履き込めば深くなっていくでしょう。
皺入れした結果
で、皺入れした結果がこちらです。
左右で違う形の皺が入りました。でもこれが自然っちゃ自然です。
右足はサドルのすぐ下に一本、真ん中に薄く一本皺が入り、左足はサドル下と真ん中あたりに二本の皺が薄く入りました。何が良いのか悪いのか分かりませんが、個人的には悪くないんじゃないでしょうか。
さらに外でも履いてみる
その後、近所の散歩にも履いて出掛けてみました。
カーフに比べ返りが弱い
カーフに比べコードバンは革に厚みがあるせいか、履き始めは少し返りが弱いように感じます。そのため若干踵が浮き気味です。ただ、歩き始めこそ浮きを感じたものの、最後の方は特に気にならないレベルまで返りがついてきたのでたぶん大丈夫です。(とりあえずタンパッドは入れちゃいました。)
30分歩いて入った皺
で、結果がこちら。往復30分くらい歩いたので気持ち皺が深くなったような気がします。うん、いい感じです。
アップです。コードバン特有のモコモコ皺の片鱗が見えます。
色気が増した気がする
新品の皺が入ってないまっさらな状態も好きなんですけど、やっぱり革靴は皺が入ることで色気が出ます。セクシーです。
深みのあるバーガンディ色もいいですね。セクシーです。
この塊感と艶がほんと宝石のようです。セクシーです。
そんなわけで初コードバンの皺入れでした。これからさらに皺も増