はい、パラブーツのシャンボード(Paraboot CHAMBORD)を買っちゃいました。
連日で各所のセールを巡るも収穫無し。しかし私の物欲は誕生月とあってマックスです。もう誰にも止められませんでした。
そんなわけで銀座からの帰り道、いつもの如く二子玉川に立ち寄ります。
お目当は古着屋の亀蔵にあるパラブーツのシャンボード。実は少し前から目を付けていました。
二子玉川の亀蔵でパラブーツのシャンボードを試着
まだありましたよ、パラブーツのシャンボード。見つけてから一週間経っていたので売れていないか心配でした。ちなみに同店舗でもう一足目を付けていたクロケット&ジョーンズのボストン(ローファー)は売れちゃってました。
話は戻りましてパラブーツのシャンボード、色は濃い茶色のマロン。よく値札を確認してみると未使用品とあります。道理で綺麗なはずです。しかしそんな状態の良い未使用品にも関わらず破格の値段です。だいたい定価の40%OFFです。
鍵のかかったガラスケースに入っているので店員さんに声をかけて試着させてもらいます。履き皺もまだ入っておらず、ラバーソールの減りも無くまさに新品同様。本当に良い状態です。なのにこの価格は破格です。
でも悩みます。
シャンボードはパラブーツのブランド名の通りブーツっぽく、丸くぽってりしたUチップのモデルです。完全にカジュアルです。スーツには絶対合いそうにありません。でもジャケパンには合いそうです。
一旦店を出て頭を冷やします。
そしてスマホでシャンボードの画像検索をしてみます。コーディネートなんかを確認して買った時のイメージをします。
やっぱりジーンズやジャケパンスタイルとの相性が良さそうです。そして何よりコーディネートを見ているとボリュームがあって可愛く思えてきます。シャンボードかわいいよ。
シャンボードの購入を決意〜決め手はネームバリュー
そんな感じで悩むこと30分。やっと購入を決意します。決め手はネームバリューです。
おそらくオフやカジュアルスタイルで着用する機会が多くなると思われますが、パラブーツのシャンボードを履いていればウィンドウショッピングの際にもアパレルショップの店員さんにも舐められません。むしろ一目置かれるでしょう。たぶん。そのくらいのネームバリューがパラブーツのシャンボードにはあると思われます。たぶん。
そして会社なんかでも、例えロイドフットウェアは知らなくてもパラブーツのシャンボードなら知ってる人がいるかも知れません。そのくらいは有名なはずです。そして「あの人シャンボードなんて履いててお洒落さんだわ」なんて一目置かれる可能性もあります。もはやシャンボードさえ履いていれば社内のファッションリーダーと言っても過言ではありません。いや、ファッションキャプテンです。電車なんかでもシャンボードなら目立つこと間違いなしです。ロイドフットウェアはもちろん、クロケット&ジョーンズなんかと比べても圧倒的にわかりやすい靴です。キャッチーな靴です。
言い方は悪いですが、そのくらいパラブーツのシャンボードはメジャーもしくはミーハーなのです。
あとは単純に休日に履くカジュアルな靴が欲しかったというのもあります。これだけ靴があるのにオフ用って特に持ってないですからね。これまでは比較的カジュアルなスコッチグレインのフルブローグやクロケット&ジョーンズのONSLOWなんかを履いてましたが、これからはパラブーツのシャンボードが仲間入りです。頼もしい仲間です。
ちなみにすぐ隣の高島屋で、同モデルが税込7万円で売られているのを見て改めて破格の値段だと確信します。状態も本当に新品と変わりませんでした。
そんなわけで購入を決意したらお金をおろして、再度お店に突入です。
一応、値引き交渉
最後に一応値引き交渉をしました。
と言っても、ヤフオクを確認したら同店舗(亀蔵)の同商品が店頭価格よりも5,000円程安く出品されていたので、店員さんにこの金額になるか確認しただけです。もちろんOKです。5,000円得しました。確認して良かった。こういう抜け目の無いところは妻による教育の賜物です。
そんなわけで、金額を確認したらもう一度入念に試着です。
サイズは8F
サイズ表記は少し大き目の8F。しかし羽根の閉じ具合は1cm程度で甲の隙間もちょうど良く、踵もかなり深いので抜けるような事はありません。沈み込みがどの程度あるものなのか分かりませんが、本当に最悪の場合でもシャンボードならそれなりの金額で売れるだろうなんて打算もあったりします。
パラブーツのシャンボード(マロン)の写真
そんなわけでいつもの如く前置きが長くなりましたが、こちらが購入したパラブーツのシャンボードです!
ご存知パラブーツはフランスのリシャール・ポンヴェール社が運営するブランドです。中でもこのシャンボードはパラブーツの代表作で、通称「シャンボ」とも呼ばれ愛されています。今でも人気の高いシャンボードですが、数年前から空前の大ブームとなっていたようです。
色〜マロン
色はマロンになります。少し赤味がかった濃い茶色です。もっと濃い茶色でカフェという色もあるようですが、マロンも落ち着いた合わせやすい色だと思います。当日履いていたベージュのチノパンにはバッチリチリ足でした。もちろんジーンズにも抜群の相性でしょう。
※外で写真に撮ってみると左右で色が違うような・・・室内では全く気付きませんでした。展示品だったらしいのでライトの当たり方に差があったのか、もしくは片方だけ展示されていたのかもしれません。
製法〜ノルウィージャン製法
製法はグッドイヤーではなくノルウィージャン製法です。本来は登山靴やスキー用の靴などに用いられる製法で、耐水性や耐久性が高いようです。細かいことはよくわかりませんが、ウェルトがかなりゴツくて目立ちます。
パラブーツの緑のタグ
写真の緑のタグもパラブーツの特徴です。正直靴磨きの際には邪魔でしたが、デザイン的には程よいアクセントになっており、お洒落感が増しています。取っちゃう人もいるようですね。
革〜リスレザー
アッパーにはリスレザーと呼ばれる油分を多く含んだレザーを使用しています。耐久性が高く、雨にも強いそうです。ちなみに「フランスの宝石」なんて呼ばれているそうです。
さっそくプレメンテとしてアニリンカーフクリームで磨いてありますが、非常に柔らかい革で、クリーム塗布前の最初のブラッシングだけでけっこうな艶が出ました。そしていつも通りクリームを塗布しますが、どんどん吸い込まれていく感じがします。つま先はもちろんワックスでポリッシュしてあります。表面が滑らかなのですぐ光りました。
靴底〜ラバーソール「PARATEX SOLE(テックスソール)」
靴底はラバーソールです。一見リッジウェイソールのようにも見えますが、PARATEX SOLE(テックスソール)と言うパラブーツが自社で生産しているオリジナルのラバーソールになります。ソールまで自社で生産しているのは唯一パラブーツだけだそうです。時計で言うところのマニュファクチュール(自社一貫生産)ですね。
パラブーツ シャンボードの詳細
ブランド | パラブーツ(Paraboot) |
モデル名 | パラブーツ シャンボード(Paraboot CHAMBORD) |
色 | マロン(MARRON/ブラウン) |
ウィズ | F |
製法 | ノルウィージャン製法(ノルヴェイジャンウェルト製法) |
甲革 | リスレザー(Lisse) |
靴底 | ラバーソール(PARATEX SOLE/テックスソール) |
生産国 | フランス |
サイズ | 8 |
定価 | ¥70,200(税込) |
人気のパラブーツ シャンボードを手に入れて
そんなわけで愛用者も多く人気の高いパラブーツのシャンボード。本来は登山に雨の日にガシガシ履くのがシャンボード。私も仕事に休日にガシガシ履いていこうと思います。
【正規取扱店】Paraboot(パラブーツ) CHAMBORD シャンボード MARRON(マロン) 価格:70,200円 |