越石です。
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES )のチェルシーブーツ(チェルシー8/サイドゴアブーツ)を購入しました。
一時の気の迷いから、実は手放してしまったシェットランドフォックスのサイドゴアブーツ。でもやっぱりサイドゴアブーツ欲しいよねってことで、今回あらためて購入です。バカです。でも「チェルシーブーツ」って名前がいいですよね。ほらチェルシー、もひとつチェルシーって言いますし。
それでは以下詳細です!
購入したクロケット&ジョーンズ のチェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)がこちら
クロケット&ジョーンズ のチェルシーブーツ
こちらが今回購入したクロケット&ジョーンズのチェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)です。やっぱサイドゴアブーツかっこいいわ。シンプルなデザインが堪りません。
モデル名は「チェルシー8(CHELSEA 8)」
モデル名は「チェルシー8」です。クロケット&ジョーンズのサイドゴアブーツのラインナップはスクエアトウの「チェルシー3」や、8よりもさらに丸い「チェルシー5」など、ラスト違いでいくつかあるようですが、今回はラスト341の「チェルシー8」になります。
このチェルシー8のデザイン的な特徴として、サイドのゴム部分が上に広がるような台形になっているところです。普通は縦に垂直になっているものが多いです。つまりお洒落です。やっぱサイドゴアブーツかっこいいわ。
ラスト341のチェルシー8
ラスト341はクロケット定番のラストのひとつになります。ラウンドトウ(エッグトゥ)でシャープなシルエットが特徴のドレッシーなラスト(木型)です。マスターロイド(クロケット&ジョーンズ製)に使われているラスト330に比べると若干ロングノーズな気もしないでもないですが、履いてみた感じがとても良く、エレガントで足が細く長く見えました。
黒のワックスカーフの質感
アッパーはワックスカーフと言うワックスが塗り込まれたカーフが使用されており、水弾きがよく、汚れにくいそうです。ワックスカーフと言っても見た目にギラギラしているわけでもなく、普通のカーフのように見えます。試着の際、こっそり革を軽く押し込んでみて、どんな皺が入るのか見てみたのですが、このチェルシーブーツの革は非常に柔らかくしなやかで、皺の出方もきめ細かい印象です(ロイドフットウェアでやり方聞きました)。まぁ結局は実際履いてみないとどんな皺が入るか分からないんですけど、けっこう参考にしてます。ちなみに購入は新宿伊勢丹なのですが、同店に展示してあったJMウエストンのチェルシーブーツ(705)は意外にも太めの大味な皺が入っており、クロケット&ジョーンズのチェルシーブーツのほうが革質は良い(きめ細かい)と感じました。あくまで素人意見です(笑)
ワックスカーフですが普通にプレメンテ
そんなワックスカーフですが、普通にプレメンテしました。いつも通りアニリンカーフクリームからのブラッシング、乾拭き、つま先を鏡面仕上げです。鏡面は下地にパレグロ、フィニッシュをミラグロです。
久しぶりのダイナイトソール
ソールは久しぶりのダイナイトソールです。水に強そうなワックスカーフと相まって完全に雨用を想定したモデルかもしれません。雨の日に履くかは別としてダイナイトソールはガシガシ履けるので便利です。
サイズは7.5E
サイズはマイサイズの7.5Eです。後述しますがサイズ7.5Eは最後の一足でした。ラッキーです。
以前所有していたシェットランドフォックスのサイドゴアブーツは8Eで少し大き目でしたので、今回ちゃんとマイサイズをチョイスです。シェットランドフォックスに比べ、値段が約4倍になりますのでそこはさすがに慎重です(笑)
クロケット&ジョーンズ チェルシー8(CROCKETT&JONES CHELSEA8) 詳細データ
ブランド | クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES) |
品番 | 5887-1015-21 |
モデル名 | チェルシー8(CHELSEA 8) |
色 | ブラック(BLACK) |
ラスト | 341 |
ウィズ | E |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | ブラックカーフ(BLACK CALF)※ワックスカーフ |
靴底 | ラバーソール(ダイナイトソール) |
生産国 | イングランド |
サイズ | 7.5 |
定価 | ¥91,800(税込) |
購入は新宿伊勢丹の紳士ファッション大市
購入は先述の通り新宿伊勢丹です。定期的に開催される「紳士ファッション大市」で購入です。
お目当てはフルブローグとサイドゴアブーツ
今回のお目当ては黒のフルブローグかサイドゴアブーツです。伊勢丹の紳士ファッション大市はクロケット&ジョーンズを始め、エドワードグリーンなどの有名ブランドも出るには出るのですが、定番モデルはあまりなく、奇抜な色や形のモデルがほとんどを占めている印象です。ですので正直あまり期待はしてませんでした。しかし今回は、購入したクロケットのチェルシーはもちろん、エドワードグリーンの茶色のチェルシー(紛らわしいですがストレートチップ)なんかもありました。比較的早めに行ったのが良かったのかもしれません。ちなみにエドワードグリーンの茶色のチェルシーはラストE82で13万円・・・高い。ラスト202なら借金してでも買ったのに・・・
※幸い今のところは借金して靴を買ったことはありません(笑)
定番のクロケットのチェルシーを発見し試着
そんなわけでフルブローグは特にこれと言ったものはなく、クロケット&ジョーンズの定番のチェルシーブーツを見つけたので試着してみたわけです。クロケットの定番モデルのチェルシーです。悪いわけがありません。いや、すごくいいです。先述の通り革質もすごく良さげ。綺麗な皺が入りそうな予感がすごい。迷います。複数サイズがあるモデルもあるようですが、クロケットのチェルシーは出ている7.5Eが最後の一足です。繰り返しますがラッキーです。しかし逆に言えば早く決めないと売れてしまいます。貴重な定番モデルなので尚更です。
しかし、一旦セール会場を離れ、メンズ館の靴売り場に向かいます。
メンズ館でJMウエストンの598を試着
クロケットのチェルシーに後ろ髪を引かれつつ、もう一度前々から狙っているJMウエストンの598をメンズ館で試着してみます。
前回は青山店で黒を試着したので、今回は茶色を試着してみます。黒と同じくラバーソールの598です。赤味がかった茶色はセクシーです。黒とは違った魅力があります。迷います。しかし欲しいのは確かなのですが、何故かもう一歩が踏み出せません。黒を試着した時と同じ感覚です。何故かもう一歩です。何故かは分かりません。好みと価格のバランスだろうか。もう少し安ければ即決なのですが・・・ゴルフの11万は納得出来るが、何故か598の12万は躊躇します。当日の靴下の色やパンツに合っていなかったのも大きいかも。まぁサイズもあらためてフィッティングしてもらったので、また数ヶ月考えます。青山店では7Dをお勧めされましたが、今回色々履いてみて7.5Dが良さげでした。ただし7Dは羽根の開きがベスト(若干開き気味)ですが横幅が少しきつく、また小ぶりに見え過ぎる、7.5Dは横幅や見た目は良いが羽根が閉じ気味と、一長一短です。でも見た目的には7.5Dかな。
※ちなみにフィッティングしてくれた店員さんですが、どこかで見たことあると思ったら、青山店でゴルフを購入した時の店員さんでした。(帰って名刺の名前を確認)
JMウエストンのチェルシーブーツ(705)を見る
チェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)と言えばJMウエストンです。598を試着しつつ、チェルシーブーツの705も見てみます。試着はしませんでしたが、展示されているものを手に取って見てみます。そうすると意外にも皺が太い。けっこう大味な太目の皺が入っています。個体差もあるでしょうが素人目には先のクロケットのチェルシーの革のほうが質が高く見えます。よくよく考えてみればクロケット&ジョーンズのチェルシーの価格は、あのマスターロイドよりも高いのです。同じクロケット&ジョーンズ製であり、私が革質において絶大な信頼を寄せ、過去にハズレ無しのあのマスターロイドよりも、今回購入したクロケットのチェルシーのほうが高いんです・・・そりゃ革質も悪いわけがありません。普通に考えればマスターロイド以上です。それなりのモノのはずです。とは言え、これも全て個体差ありきなのが革靴・・・
駆け足で紳士ファッション大市の催事場に戻りクロケットのチェルシーを確保
そんなわけで、やっぱりさっきのクロケットのチェルシー8は当たりだと、駆け足でファッション大市の催事場に戻ります。チェルシーありました。残ってて良かった。他人の試着による履き皺も特にありません。良かった良かった。ついでにシューツリーも合わせて購入しました。ちなみに価格は定価の25%引き程度です。
最後に
さて、そんなわけでそんなわけで、またまた購入してしまいましたサイドゴアブーツ(ほらチェルシー、もひとつチェルシーって言いますし)。しかしなんでシェットランドフォックスのサイドゴアブーツは手放したんだろ。サイズが少し大きかったから?質がそれほど良くなかったから?夏だったから?(夏だからと言うのが一番心当たりがあるかも・・・)
今度は価格も価格ですので、そう簡単には手放さないでしょう。たぶん。あと夏も履こ。気にしない。
最後にこんなに革質が良さげと言っておいて結果的に変な皺が入ったらどうしよう(笑)
どんな皺が入るか乞うご期待です!
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