越石です。
そういうわけでロボ道のグリフォンを購入しました。
漫画やアニメでご存知、「機動警察パトレイバー」の主役機イングラムのライバル機(悪役?)にあたるシャフト・エンタープライズ製の実験用試作レイバー「グリフォン」が、threezeroの「ロボ道」に登場です。
当初は2022年12月の発売日予定でしたが、延期に次ぐ延期で2023年7月にやっと発送されました。
※threezero公式で注文するともう少し早かったようです。
私の家にも7月20日頃には届いていたのですが、箱から出すのが億劫で今更やっと写真に撮りましたので遅まきながらレビューです。
ロボ道「グリフォン」
threezero「ロボ道」シリーズ
こちらがロボ道「グリフォン」です。艶々の塗装が素晴らしく、スタイルも細身過ぎず適度なボリュームがありめっちゃかっこいいです。
「ロボ道(ろぼどう)」シリーズは香港を拠点とするフィギュアメーカー「threezero」の可動フィギュアシリーズで、これまでエヴァンゲリオンやボトムスなど多数のアイテムが発売されています。
パトレイバーでは先にイングラムが発売されており、これまでのシリーズ同様にグリフォンの素材にも重厚感のある亜鉛合金ダイキャスト、ABS、PVC、POMが使用されています。
関節はかなりかっちり固め(特に脚部)で、しっかりポージング出来そうです。私は素立ち派ですので一度ポーズを決めたら一切動かさないですが。
サイズは1/35スケール(全高約24.4cm)でなかなか迫力があります。
出渕裕がデザインした傑作グリフォンを再現
パトレイバーのグリフォンといえば主役機イングラムのライバル機にあたり、漆黒の機体に、大きな2つの耳、尖ったクチバシ、鋭い爪、大きな羽根とまさに伝説のグリフォンといった出立ちの悪魔的な機体です。
パトレイバーシリーズのメカニックデザインはあの出渕裕が担当しており、個人的にこのグリフォンはサーバインや鉄巨神、ナイチンゲールに並ぶ傑作デザインだと思っています。つまりめっちゃ好きです。かっこよすぎます。真っ黒なのもやばい。ちなみに「鉄人28号」のブラックオックスが元ネタらしい。映画版にも出て欲しかったのですがケレン味の塊のようなグリフォンなので押井守はきっと嫌いなんだろうな…
関節部分は布を使用
パトレイバーのデザインといえば関節を覆う布が一つの特徴ですが、模型や特に可動フィギュアでは鬼門になっており再現が難しい箇所です。バンダイのMGシリーズはゴム製、グッドスマイルカンパニーのモデロイドシリーズではプラスチック、そしてロボ道は実際の布が使用されています。布製の関節のといえばムサシヤのグリフォン(ガレージキット)が元祖でしょうか。
公式によると布にはウェザリング塗装がうっすらと施されているようですが(よくわからん)、ザラザラした素材感で和紙のように見えなくもありません。全体的には塗装もスタイルも最高なんですが、やっぱりここだけは正直違和感があります。やっぱ鬼門です。
コクピットも開きます
こちらのロボ道グリフォンですが、コクピットも設定通りの形で開きます。可動モデルといえど普段は滅多に動かしたり開いたりしないのですが、さすがに開いてパイロットを入れときました。
まとめ
そういうわけでロボ道のグリフォンでした。出渕裕のロボットが好きなことで有名な私ですので、もちろんグリフォンも大好きでこれまで色々買ったり作ったりしましたが、(関節の表現は置いといて)塗装クオリティ、スタイル的には可動フィギュアの決定版と言っても良いんじゃないでしょうか。
とにかくロボ道グリフォン最高ですのでおすすめです。
機会があれば絶版のボークス1/24グリフォンを作ってみたいのですが、あってもプレミアで超高額なんですよね…
価格:24,500円 (税込)
仕様:ABS&PVC&POM&亜鉛合金製(関節カバーは布製)塗装済み可動フィギュア・1/35スケール・全高:約24.4cm
付属品:交換式手首パーツ×4対(拳×1対、開き手×1対、掴みかかる手×1対、貫手×1対)、パイロットフィギュア(バドリナート・ハルチャンド)、ロボ道アクションスタンド
原型制作:threezero
発売元:threezero
販売元:グッドスマイルカンパニー