越石です。
そういうわけでB-CLUB(Bクラブ)のグリフォンの1/35ソフトビニールキットを購入し、組み立て・塗装しましたのでレビューです。
B-CLUB「グリフォン」1/35ソフトビニールキット
画像
はい、こちらがB-CLUBのグリフォンです。
グリフォンはパトレイバーシリーズの主役機であるイングラムのライバル(敵機)にあたる機体で、漆黒のボディに悪魔的なシルエットが特徴のロボットです。デザインはダンバインのサーバインやガリアンの鉄巨神などを手掛けた出渕裕です。やっぱり出渕裕のロボットは最高にかっこいいです。
B-CLUB製のグリフォンは約35年前の古いキット
こちらのグリフォンですが、B-CLUB(バンダイ)から発売されたソフトビニール組立キットです。
B-CLUBは1985年から1998年にかけてバンダイ出版課から発行されていた模型雑誌で、ガレージキットブランドとしても様々なアイテムを発売していました。
で、話を戻してこちらのグリフォンですが、B-CLUB自体がもうないくらいなのでかなり古いキットです。正確な発売時期は不明ですが、私が小学生高学年(1988年頃)に一度作ったような記憶があるのでおそらく35年くらい前のキットだと思われます。ヤフオクで比較的安めで出品されていたので落札しました。
※ロボ道のグリフォンを購入してグリフォン魂に火が付きました。
B-CLUBのグリフォンの特徴としてはご覧の通り、けっこうがっしりしたスタイルです。
けっこう細身で再現されることの多いグリフォンですが、実は設定画はけっこうがっしりしていて、こちらのキットは出渕裕の設定画をすごく忠実に再現しており、そこがかっこいいのです。
原型製作はミレニアムルモデルとなっていますのであの佐藤直樹さんでしょうか?
そんなわけでB-CLUBのグリフォンはそこを抑えた良キットなわけです。
※出渕裕のデザインはサーバインや鉄巨神なんかもそうなんですが、設定画はどれもがっしりしていて、キットでは長くされがちな足なんかも本当は短めが多かったりします。
久しぶりのソフトビニールキットの組立
こちらは完成品ではなく組立キットですので、組立てて色も塗る必要があります。
しかもソフトビニール製のキットです。レジン製のキットは久しぶりにちょっと前(と言ってももう数年前)に組んだりしましたが、ソフトビニールキットとなるとそれこそ小学生の頃以来なようが気がします。
画像のようにパーツに大きな湯口が付いており、カッターやアートナイフで切り取る必要があったりします。小学生の頃はたくさんソフトビニールキットを組んでいましたが久しぶりにやったらめっちゃ大変で面倒でした。しかも切り口がそのままディテールの一部として見えたりするところもあったりと、けっこう上級者向けかもしれません。
幸いパーツ数はそこまでありませんが、それでもパーツの切り出しだけで4〜5時間かかりました。
塗装はVカラースプレーとエナメル塗料
塗装は全体の黒部分をソフトビニール専用塗料のVカラーのスプレーで塗装し、関節部分はエナメル塗料で筆塗りしました。ちなみにソフビに直接エナメル塗料を塗ると食い付かないらしいので注意です。
で、細かい部分も筆塗りしたら、一旦光沢のトップコートをスプレーして艶々に。しかし、けっこうざらざらに…。そしてまた関節部分を艶消しクリアーで筆塗りして完成です。
色は黒とグレーと赤の3色しか使っていないので財布に優しかったです。
まとめ
そういうわけでB-CLUBのグリフォンでした。そして久しぶりにキット組みました。
実は色々と組立キットも購入しているのですが、プラマックスのサーバインを最後に組まずに積んであります。一度作り出すと楽しかったりもするんですが、やっぱり面倒なんですよね…特に塗装と片付けが。模型専用の部屋があるわけじゃないので、模型を作り出すと散らかるし、削りカスは出るしとストレスですし、塗装は外の駐車場でやるのですがそれも気を使うしストレスですよね。模型部屋と塗装ブースがあればいいのですが…
あとサーバインを組んだ時も実感したのですが、
老眼がやばい!
近くのものが見辛くて本当に模型を作るのが大変になってしまいました。まだまだ若いつもりでいますがこういう時に歳を実感してしまいます。ですので今回も作るのが楽しいなと思いつつも、もう作るのやめようかなとも思ってしまいました。今は完成品でもっとクオリティの高いものが簡単に手に入りますからね。
まぁとにかく老眼に屈せず、なんとか組み上がってよかった。
企画:B-CLUB(バンダイ)・ビルドアップ
制作:ビルドアップ
原型製作:ミレニアムモデル
販売:B-CLUB(バンダイ)
発売日:不明
価格:不明