シューケア用品のおすすめはコレでしょ!【愛用品19選】

[記事公開日]2021/09/09

シューケア用品18選

越石です。

そういうわけで、ここらで一度、私が愛用する「おすすめのシューケア(靴磨き)用品」を紹介してみたいと思います。

大した腕じゃないですが、私レベルの艶や鏡面はどのようなシューケア用品を使っているのか、(特に専門的ではないですし、あまり為にもならないですが)、何かの参考にでもなれば幸いです。

※当記事は2019年8月12日公開のリライト記事です。

 

目次

シューケア用品おすすめ【1】靴ブラシ

まずは靴ブラシです。何はともあれまず最初に手に入れたのが靴ブラシです。履いたあとは必ずブラッシングしてホコリや汚れを落としますし、靴クリームを塗布した後も、靴ブラシで馴染ませたり、仕上げに艶を出したりもしますので、一番よく使います。
靴ブラシは使い込むことで靴クリームが染み込みますので、一応「黒靴用」と「茶靴用」で別けています。

1.コロニル馬毛ブラシ(黒靴用)

コロニル馬毛ブラシの画像

黒靴用にはこの「コロニルの馬毛ブラシ」を使用しています。初めて買った靴ブラシです。馬毛の毛質は適度にコシがあり、豚毛に比べて柔らかいので、全体のブラッシングに向いています。先述の通り、使い込むことで少しずつクリームを吸っていきますので、このブラシでブラッシングするだけである程度艶が出ます。ボロボロですが1番の相棒です。

2.ダスコ馬毛ブラシ(茶靴用)

ダスコ馬毛ブラシの画像

こちらは茶靴用の靴ブラシです。「ダスコの馬毛ブラシ」を使用しています。クリームの染み込み具合が分かるかもと思い、同じ馬毛でも白毛のものを使用しています。コロニルのものに比べ若干柔らかい感じがします。こいつも靴クリームが染み込み、さらに手に馴染んでいるので良い艶が出ます。

3.コロニル1909 山羊毛 ファインポリッシングブラシ

コロニル1909 山羊毛 ファインポリッシングブラシの画像

鏡面仕上げのフィニッシュに山羊毛のブラシを使用すると見たので、山羊毛の「コロニル1909」を購入してみたのですが私にはダメでした。非常に柔らかいサラサラの毛なのですが、鏡面にブラッシングをかけると細かいキズがつくだけです。かと言って全体のブラッシングには柔らか過ぎてあまり艶が出ないので、ほとんど使ってません。けっこう高いのに・・・育てたほうがよいのだろうか。

4.豚毛ブラシ

豚毛ブラシの画像

こちらはロイドフットウェアのセールで手に入れた「100円の豚毛ブラシ」です。硬めの毛なのでコバやウェルト部分のホコリや汚れ落しに使用しています。ゴリゴリ汚れを落とします。

5.ペネトレイトブラシ(コロニル・モゥブレィ)

ペネトレイトブラシの画像

こちらはペネトレイトブラシです。コロニルとモゥブレィのものを使用しています。靴クリームを手で直接塗り込む方法もありますが、私はオーソドックスにこのペネトレイトブラシを使用して靴クリームを塗り込んでいます。理由としては、靴クリームを塗布する際、細部までクリームを塗り込めるのと、同時に汚れもゴシゴシとブラシで落としてしまおうという目的があるためです。ちなみにロイドフットウェアの浦上さんに教えてもらいました。

 

シューケア用品おすすめ【2】磨きクロス

ブラッシングをして、靴クリームを塗って、またブラッシングをしたら、仕上げにクロスで磨きます。さらに一段と艶が増します。

6.ロイドフットウェアのクロス

ロイドフットウェアのクロスの画像

そんな靴磨きに欠かせないクロスはロイドフットウェアのクロスを使用しています。マスターロイドに付いてくるシューバッグと同じような素材です。たぶん同じです。黒靴用と茶靴用で別けており、使い込むことで靴クリームが染み込みんでいきますので、このクロスで磨くだけでも艶が出ます。ちなみにこちらは3年くらい同じものを使い続けています。コスパ抜群です。もともとやっすいですが。

 

シューケア用品おすすめ【3】靴クリーム(シュークリーム)

そして靴リーム。靴磨きと言えば、まずこの靴クリームをイメージする方も多いんじゃないでしょうか。ですので靴磨きの主役とも言えます。そんな靴クリームですが種類によって用途は多様で、艶出しはもちろんのこと、保革や補色などにも使用します。

7.エム・モゥブレィ アニリンカーフクリーム

アニリンカーフクリームの画像

まずは「エム・モゥブレィのアニリンカーフクリーム」です。公式の説明では”アニリンカーフなどの繊細な革への使用が可能で、保革や栄養などを与える”などとありますが、シリコンなども含まれているので、しっかり艶も出ます。しかも無色ですので何色の靴をにも使用出来るので便利です。
私の場合、プレメンテなどではまずこのアニリンカーフクリームで磨いています。マスターロイドやJMウェストンのカーフなど、高品質な革ならこのアニリンカーフクリームだけで驚くほど艶が出ます。しかもギラギラしない、革の底から光るような自然な艶が出るので好んで使っています。あと匂いも好きです。何気にこの数年で何個も消費しているのはこのアニリンカーフクリームくらいです。それくらい愛用しています。

8.コロンブス「ブートブラック(Boot Black)」

コロンブス「ブートブラック(Boot Black)」の画像

こちらは「コロンブスのブートブラック」です。だいたいどこにでも置いてある定番の靴クリームです。少し溶剤の匂いがきついですが、その分艶出しや補色の効果が高いです。強い艶を出したい時や、擦って色が剥げてしまったときなどは、このブートブラックを使用しています。

9.エム・モゥブレィ「シュークリーム」

モウブレイ「シュークリーム」の画像

こちらも定番の靴クリームである「モゥブレィのシュークリーム」です。ブートブラックに比べてクリームの水分が多めでトロッと柔らかく、優しい感じがします。その分艶も弱いのですが、なんとなく保革効果が高そうなので、軽る磨きたい時などに使用しています。

10.サフィールノワール「クレム1925」

サフィールノワール「クレム1925」の画像

こちらは「サフィールノワールのクレム1925」で、強い補色効果と艶が特徴です。確かに強い艶が出るのですが、少しギラギラし過ぎるのと、ベタつく感じがするので、買った当初はあまり使っていませんでした。しかしコツを掴んでからはこればかり愛用しています。どのクリームよりもよく伸びるので、少量を全体に伸ばすのがよいと思います。この靴クリームのみで鏡面にしている方もいるので、もっと使いこなせれば面白そうではあります。

11.JMウエストン純正靴クリーム

JMウエストン純正靴クリームの画像

こちらは「JMウエストンの純正靴クリーム」です。靴クリームはまったく純正にはこだわっていないのですが、たまたまJMウエストンのファミリーセールで所有するローファーと同色のバーガンディの靴クリームがあったので買いました。箱が少し凹んでいるので格安です。まだ使ってないです。最近のはサフィール製って話もありますが、これは少しパッケージが違うのでどうなんでしょう。また機会があればレビューします。

シューケア用品おすすめ【4】ワックス(ポリッシュ)

さて、お次はワックスです。艶出し用のロウやシリコンになりますが、いわゆるハイシャインや鏡面仕上げに使用します。ただ、箱書きの説明だけではなかなか鏡面にはならず、ある程度コツが必要なものになります。詳しいやり方は詳しい方に。

12.サフィール ミラーグロス

サフィール ミラーグロスの画像

まずはサフィールの「ミラーグロス」です。2017年発売と比較的新しいシューケア用品で、発売と同時に使いやすいと話題になりました。実際使ってみるとかなり艶が出やすく、最近はほぼこれで仕上げるほど愛用しています。

つま先を鏡面仕上げ
特徴としては固めのワックスですが伸びもよく、鏡面も硬めに仕上がります。ただ、薄く薄く何回も重ねる必要がありますので、私は下地として後述するKIWIのパレードグロスやモゥブレィのトラディショナルワックスを使い、最後の仕上げ用に使用することが多いです。

13.KIWI パレードグロス プレステージ

KIWI パレードグロス プレステージの画像

そしてこちらが初めて購入したワックスで「KIWIのパレードグロス プレステージ」になります。定番中の定番で愛用者も多いのですが、生産終了になっており今後どんどん手に入りづらくなるかもしれません。
こちらの特徴はねっとりとしたワックスで、コツを掴めばゴリゴリの鏡面に仕上がります。写真のように水分を飛ばしたものを使用するとさらに使いやすくなります。私はこの状態のワックスの塊を指に取って、革表面の凹凸を埋めるようにすり込みます。これで下地はばっちりです。もちろんそのまま塗り重ねて鏡面に仕上げることもあります。

14.エム・モゥブレィ トラディショナルワックス

モウブレイ トラディショナルワックスの画像

こちらは「モゥブレィのトラディショナルワックス」です。
特徴は他のワックスに比べ柔らかめのクリームになり、数回塗り重ねることでしっかり鏡面に仕上がります。

ミラーグロスの黒で鏡面仕上したマスターロイドのsurreyとエドワードグリーンのドーバー

おそらく初心者ならパレードグロスよりも艶が出しやすいと思われます。ただ若干ワックス面も柔らかい印象がありますので、私の場合は下地として使用し、ミラーグロスでコーティングすることが多いです。

15.サフィール ビーズワックス ポリッシュ

サフィール ビーズワックス ポリッシュの画像

こちらは「サフィールのビーズワックス」です。あんまり使ってません。独特の甘い匂いします。特に使い易くも悪くもなく、艶が出しやすいわけでもなくあんまり使ってません。とにかく甘い匂いがするので、部屋の匂いを甘くしたいときなんかにおすすめです。

16.【番外】ブラックニッカ

ブラックニッカの画像

番外編となりますが、鏡面仕上げには水ではなく、ウィスキーを使用しています。水に比べ揮発性が高いので、水分が革に染み込んで失敗することが少なくなります。水で磨いていた時は鏡面の一部が白く濁ってふやけてしまうことがありましたが、ウィスキーに変えてからはほとんど失敗しなくなりました。マジおすすめです。香りが良いのもメリットです。ちなみにブラックニッカは安いのでお財布にも優しいです。

シューケア用品おすすめ【5】コバクリーム

実は持ってません。と言うかブートブラックの靴クリームを使っています。
使い方は、まずコバを紙やすりなどで整えてから、ブートブラックの靴クリームを多めに塗りつけます。そして3分程度待ったら、ブラシで磨いて完了です。艶々のピカピカになります。もしかしたら、コバクリームに比べて保ちが悪いなどデメリットがあるかもしれませんが、お手軽に出来るのでおすすめです。

シューケア用品おすすめ【6】リムーバー(汚れ落とし)

最後は汚れ落としのためのリムーバーです。靴の汚れ落としはもちろんのこと、古くなった靴クリームの除去や、ワックス落としなどに使用する大切なシューケア用品です。

17.エム・モゥブレィ デリケートクリーム

デリケートクリームの画像

リムーバーと言いながら、メインは「モゥブレィのデリケートクリーム」を使用しています。綺麗な布にデリケートクリームを取り、軽くこすりながら汚れを落としていきます。もともとは保革用のクリームなので革にも悪影響を与えることなく汚れが落とせます。

18.エム・モゥブレィ ステインリムーバー

モウブレイ ステインリムーバーの画像

一応、リムーバーも所有しています。デリケートクリームでは落とせないほど古いクリームが溜まってしまった時に使用しています。この「モゥブレィのステインリムーバー」は比較的優しい成分ですが、リムーバーによっては強い溶剤が入っいる場合があり、使い過ぎると革を痛めることにもなりますので使用には注意が必要です。どちらにしろ安易に大量に使用するのは避けたほうがよいと思います。

19.ブートブラック ハイシャインベース(ワックス落としとして使用)

ブートブラック ハイシャインベースの画像

こちらはワックス落とし用として使っている「ブードブラックのハイシャインベース」です。本来はワックスの下地を作るための専用クリームになります。私の場合はこれで下地を作っているわけではなく、古いワックスを落とすために使用しています。
使用方法は古いワックス面にこのハイシャインベースをたっぷり塗りつけて、布で拭き取ること数回で綺麗にワックスが取れます。クリーナーは使用の加減を間違うと革を痛めてしまうことがありますが、ハイシャインベースなら痛める心配もなくおすすめです。

シューケア用品の購入はどこで?

普段は二子玉川のLOFT

そんなシューケア用品ですが、私はだいたい近所の二子玉川のLOFTで購入したり、高島屋の靴売り場なんかで購入したりしています。

渋谷の東急ハンズなど大型店なら品揃えが豊富

ただ二子玉川のLOFTや高島屋はそこまで品揃えが良いわけではないので、本当に欲しいものを探す場合などは、渋谷の東急ハンズなど大型店なんかに行ったりもします。大型店なら色んなブランドのシューケア用品が揃っており、靴クリームの色も多く扱っていたり、シューツリーなんかも充実しています。

シューケア用品収納ボックスが欲しい

あとちょっと欲しいのが、シューケア用品の専用収納ボックスです。

【P20倍】 〔TIMEVOYAGER Cosme〕Sサイズ バルカナイズドファイバー コスメ 化粧品ケース メイクボックス おしゃれ シンプル 天然木 贈り物 プレゼント 日本製 送料無料

こういうメイクボックスをシューケア用品収納にするのがちまたで流行ってるようでちょっと欲しいです。かっこいいですよね。

自室の靴磨き作業テーブルの画像

でも現状は自室の靴磨き用の作業テーブルが引き出しも付いており、かなり優秀な収納ボックスを兼ねているので悩みます。

最後に

細かいものなどまだまだありますが、主要なものはこんな感じです。こういったシューケア用品を集めるのも靴磨きを趣味とする楽しみのひとつですが、色々試してみたくなるので出費がかさんで困りものです(笑)

関連記事

メールアドレスが公開されることはありません。