岡村靖幸の6年ぶりのニュー・シングル「ビバナミダ」を購入しました。
Amazonで予約購入しましたが、10月2日発売で1日には不在届入ってました。
いや~「はっきりもっと勇敢になって」から6年ぶりってマジで?!そんな経ってたのか・・・ビバナミダです。
作詞はノーナ・リーヴスの西寺郷太さんと共作。Bメロの「シャラルラ」に西寺さんを感じます。
作曲、編曲はもちろん岡村靖幸。もちろん演奏も全て岡村靖幸っぽい。
※マニュピュレーターの方がどの程度、打ち込みに関わっているかは不明ですが。
そして2014年1月からスタートするテレビアニメ『スペース☆ダンディ』の主題歌になるらしい。
で、「ビバナミダ」を聴いた感想ですが・・・
ビバ カッコイイ!!!ビバ ポップ!!!ビバナミダ!!!
まるで他アーティストへの提供曲の時のようなポップさを感じましたが、元々誰かに提供する予定があったようですね。
Aメロは抑え気味に淡々と始まり、Bメロで切なさを醸し出し、サビで一気に盛り上げる!
こういうの待ってました!
メロディもアレンジも全然ちがいますが、なぜかシティハンターの主題歌「SUPER GIRL」を思い出しました。
声も良く出ていて(失礼・・・)素晴らしいです。
※個人的にはアルバム「靖幸」~「家庭教師」の頃のような丁寧なボーカルを待ち望んでます。
アレンジはテクノっぽいリズムに、キレキレのカッティングギターとチョッパーベースが絡むファンキーなナンバー!
シンセベースを基本に、生っぽいチョッパーベースを被せる手法は最近の岡村靖幸の流行りでしょうか。
すごくカッコイイ。
話しズレますが、チョッパーベースを被せる手法は昔テイ・トウワも好んでやってましたね。
そんな感じでリズムは最高にノリノリで、ファンキーでおしゃれなコード進行も健在です。
サビから入るシンセのストリングスは、音はチープだし、白玉の単純なフレーズなのに、コードの絶妙なラインをなぞる事で、複雑なコード進行の切り替えを自然かつオシャレにしてます。
やっぱこのアレンジセンスは素晴らし過ぎて悔しいです。ビバナミダ!
曲調は、岡村靖幸自身の「モン・シロ」や提供曲である桜塚やっくんの「あせるんだ女子はいつも~」や、BUCK-TICKの櫻井敦司に提供した「SMELL」を彷彿とさせます。打ち込みリズムにチョッパーベースパターンです。
カップリング曲の「ヘルシーメルシー」は一転して、アコギとエレキとドラムが絡む生っぽいナンバー。
「ビバナミダ」のキャッチャーさとは対照的にカップリングっぽさを感じますが、Bメロのコード進行の切なさは異常。
あらためてほんとに6年ぶりか?と思いますが、この調子で10年ぶりのニューアルバムにも期待したいです!