モニター用ヘッドフォン新調(SONY MDR-CD900ST)

[記事公開日]2012/10/28[最終更新日]2015/02/04

越石です。

モニター用のヘッドホンを新調しました。

ビックカメラで光回線申し込んだら2万円分のキャッシュバックもらったので。

 

「SONY MDR-CD900ST」です。

(右)SONY MDR-CD900ST (左)AKG K271STUDIO

モニター用として多くのスタジオやミュージシャンに使われているようで、よくある低音が強調されたりで音がこもるようなことのない”そのままの素の音が聴こえます”。

実際、視聴してみて即決です。非常に音がクリアで変な味付けがない素直な音で、さすがモニター用ヘッドホンです。

これまでは写真の後ろにも写っておりますが、「AKGのK271 STUDIO」を使用してました。

これは5〜7年くらい前(時期はかなり適当)に購入したもので、大分くたびれていたので丁度良い機会でした。

当時モニター用ヘッドホンの存在など知らずにたくさんの電器屋を回り、ただひたすら”素の音”が聴こえるヘッドフォンを探した結果購入した経緯があります。

ヘッドフォンの多くが音に味付けがされており、特に”低音が強調”されたものが多く、当然それは音がどうしてもこもるわけで、言い換えると聴こえるべき音が聴こえない状態であり、自分で音楽を作る身としては素の音が聴こえる事がとても重要でした。

自分は大した楽器を使用しているわけでもなく、また録音技術や機材も高いわけではないですが、音作りやミックスダウンをする際のモニター環境で、例えばヘッドホンの低音が強調されていたりするとイコライザー等で低音を下げてしまい、別のモニター環境(カーステレオやポータブルプレイヤー等)で聴いた際、低音がスカスカの曲が出来てしまったり、同じくヘッドホンの高音がつぶれていたりした場合も変に高音を強調してしまい、結果、高音がうるさすぎる曲が出来てしまいます。

そういうわけで音楽を作る際のモニター環境としては、素の状態が聴こえることが非常に重要です。特に自分のように音の知識が乏しい人間にとっては、経験であらゆる環境、音の特性を予想して、最適に調整なんて出来ないので尚更です。

音楽のジャンルによっても異なるかもしれませんが、市販の音楽は通常のどんな環境で聴いてもちゃんと聴けるように調整してあるはずです。

またヘッドフォンやスピーカーで味付けされない素の状態で、低音、中音、高音が最高のバランスで取られているはずです。アーティストが意図する形で。

もっと言えばアーティストが聴かせたい音、伝えたい音がそこにあると思ってます。

イヤホンは「ATOMIC FLOYD」

なので、イヤホンもそんなやつを探してこれを使ってます。

ATOMIC FLOYD

「ATOMIC FLOYD」のイヤホンです。

これも非常に音がクリアで(若干高音が強い気もしますが)、何個も何個も聴き比べ、重低音重視の傾向にうんざりする中で明らかに他とは違う音に即決です。しかも見た目がメタルだし高級でかっこいい。

きしめんのように平べったい赤いケーブルがかっこいいMONSTERのイヤホンもデザイン的に候補だったのですが、見た目だけで音が悪すぎました・・・低音強調され過ぎのこもり過ぎ。

そういえば当然のように各プレイヤーのイコライザーは絶対いじらないな。ナチュラル。

ちなみに今回ヘッドホンを購入するにあたり、ネットなんかでもモニター用について調べたのですが、AKGのK271はSONYのMDR-CD900STと同列の評価とかもあったりで、前知識無しの耳だけで探した自分すごいと自己満足。

AKGに比べ、業務用然り見た目は地味ですが、大切に使いたいと思います。

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