TMN「EXPO」からの初めてのシーケンサとか。

[記事公開日]2012/10/08[最終更新日]2014/10/30

越石です。

TMNのEXPOです。

TMN(TMネットワーク)は小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人組のグループですが、初めての出会いはテレビアニメ「シティーハンター」の”Get Wild”でした。
「シティーハンター」では、エピック・ソニー系のミュージシャンの適用が多く、TMネットワークをはじめ、岡村靖幸、PSY.S、FENCE OF DEFENSE、大沢誉志幸など、このアニメをきっかけに好きになったアーティストがたくさんおります。
中でも岡村靖幸とTMネットワークの影響は非常に大きいです。
当時、小学校の高学年だったでしょうか、再放送かリアルタイムかは定かではありませんが、第一回のエンディングで劇中ラストに”Get Wild”のイントロが流れてくるシーンに小学生なりに感動したのを覚えてます。

 

シンセサイザーとの出会い

TMネットワークといえばシンセサイザーです。当時のライブや、テレビ出演においてさえも、小室哲哉の後ろにはこれ見よがしにPCが盛大に並べられ、子供ながらに(子供だからか?)かっこいいと思ってました。どのくらいあのPCが実際に稼働していたかは分かりませんが、YouTubeなどで昔の映像を見ていると、同期がずれて演奏が止まるハプニングなど、本当に同期しているような感じの映像もあります。
まぁとにかくそれがきっかけで、パソコンで曲が作れる、すべての楽器が弾けなくてもも機械で演奏できると知り、自身もシーケンサを購入するに至りました。TMネットワークの存在は自分にとっては革命的でした。

 

YAMAHAのQYシリーズ

初めて買ったシーケンサはYAMAHAのQY10。確か中3ぐらいだったかな。
これはVHSより一回りほど小さな音源付のハードシーケンサで、本体にモノ(単音)でしか弾けない簡易的なゴム製の小さな小さな鍵盤が付いており、液晶?も一列で10文字ぐらいの小さいもの。最初は既製の楽譜なんかを見てちまちま打ち込んだりもしましたが、今も昔もどうもコピーは性に合わず、すぐにオリジナルを適当に打ち込んでたりしました。しかしよくあんな小さな鍵盤と情報量の少ない画面で作れたな・・・
そのあとは、QY20にグレードアップし、羨望の眼差しでQY300を横目にみつつ、ついにQY700を手に入れました。QY700はトラック数の大幅増加と、音源にプラスしてエフェクトまで付いたり、さらに画面もグラフィカルでかなり大きくなり、搭載していない機能としてはサンプラーぐらいのハードシーケンサのフラッグシップモデル的な存在でした。(サンプラーは別途つなげてました。)見た目もかっこよく最高の使い心地でまさに名機です。このHPで公開している楽曲のいくつかはQY700による打ち込みです。

話は大きくずれましたが、シーケンサとの出会い(音楽を続けてたら必須ですが^^;)はTMネットワークのおかげです。

 

TMN EXPO

で、TMNのEXPOですが、TMネットワークからTMNにリニューアル(当時本人達がこう言ってましたw)して2枚目のアルバムで、復活するまで、一旦これが最後のアルバムです。
リニューアル一枚目はロックアルバムだったのですが、EXPOはハウスの手法を取り入れたTMらしい音作り。やっぱこういうのを待ってました。当時サンプラーは高嶺の花でサンプリングで組まれたリズムにものすごく憧れたものです。
さて、捨て曲なしの当アルバムですが、中でも木根尚登がボーカルの「月はピアノに誘われて」が名曲です。ボサノバ調の曲で葛城哲哉のアコースティック・ギターが最高です。イントロのアコギのフレーズにほんとにうっとりです。
”We Love The Earth”はシングル盤のほうが好きですが、アルバムのリミックス的なアレンジも素敵です。LOVE TRAINは確かTM史上一番売れたらしいのですが、聴きすぎて飽き気味でしたw
”Tomorrow Made New”は前作のロックな雰囲気を引き継いてますが、全編で聴けるギターのリフがグラムロック的でかっこよく、珍しくコピーなんかしました。たぶん今でも弾けます。

また”あの夏を忘れない”なんかは田原俊彦が歌ってもいいぐらいの爽やか歌謡曲。でも名曲。大好きです。

という感じでTMのアルバムでは好きなアルバムの一つです。
ちなみにベストワンは「CAROL」で、次点が「humansystem」かこの「EXPO」です。

以上、久しぶりにTMを聴きながら。

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