伊藤計劃「ハーモニー」読了。からのSF小説について。
”2012年8月23日”

越石です。

そういうわけで、伊藤計劃の「ハーモニー」を読了。

体内に埋め込んだシステムにより、健康から感情までも管理された世界を舞台にしたSF小説。

で、感想を書こうかと思ったんですが、書評?難しいですね・・・
下手に内容書くとネタバレになりますし、かといってあとがきにあるような小説の背景や作者の代弁なんて出来ませんし。

まぁ小説大好きなんですけど、基本SF小説しか読みません。
またSF小説の中でもハードSFを好みます。
スペース・ファンタジーじゃなくて、サイエンス・フィクションが好きなのです。
なので、スターウォーズはまったくもってダメなんですけど、スタートレックは大好きです。この差が分かりますでしょうか?

SF、中でもハードSFは、小難しい相対性理論、量子力学、宇宙論、哲学、なんかを持ち出し、さも「本当にあるかも?」と思わせるのが醍醐味。
また、そもそもそういった物理学的なものって、現実にも僕のような素人には十分不思議過ぎる世界でワクワクします。
っていうかまず宇宙。「宇宙の果ては何がある?」「光の速さで広がってる?」「世界中の砂浜の砂粒より星は多い?」なんて考えると夜も7時間しか眠れません。
それぐらい自分が生きてる世界が不思議過ぎる。無視出来ない程不思議過ぎる。
でも物理学とか宇宙論とか難しくて分からないので、SF小説で触れる程度が面白い。
そして不思議な可能性を、世界の可能性を、宇宙の可能性を、自分の可能性を夢見ることが出来るような気がしてます。

好きな題材は、宇宙人とのファーストコンタクトもの、仮想現実もの、AIものとかです。

中でも仮想現実ものとして、飛 浩隆の「ラギッド・ガール」は何度も読みました。
なんていうか描写が透き通っていて、奥行きがある世界に引きこまれ、斬新な仮想現実の世界に狂気と恐怖を覚えます。
これ書いてたらまた読みたくなってきた。
そして早く新作・続編出ないのだろうか。

宇宙ものでは、もはや古典ですが、J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」が面白かったです。
これが何十年も前に書かれた作品だなんて全く感じさせません。
これ、シリーズで4部作くらいなんですけど、「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」まで読みました。
上記2つもぜひおすすめ。「星を継ぐもの」の伏線が爽快に解決されていきます。

あと作家でいうとグレッグ・イーガンもアイデアたっぷりで好きです。
ですが、翻訳ものは訳者によっては非常に読みにくい・・・
「万物理論」は槇原敬之ばりの「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」的な言い回しが多く、且つ、そこを平仮名にするか?って感じのオンパレードでかなり読みづらい。
でもすごい、ネタバレしたい。

あぁ、書きだしたら止まらなくなったので、またの機会に。
しかも「ハーモニー」について一切触れていない・・・。

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