【モナコ復活】ミニルーター&グラスファイバーペン購入【時計補修】

[記事公開日]2014/04/09[最終更新日]2015/03/18

越石です。

約一年前に購入したタグホイヤーのモナコアクアレーサーを購入するまでは毎日のように着用してましたのでキズが目立ってまいりました。
キズも愛着のひとつなんて言いますが出来れば消したい。あの想い出のように消してしまいたい。

さて、モナコは面によってポリッシュ仕上げとヘアライン(サテン)仕上げが入り混じっており、ただ磨くといっても僕のような素人には難易度が高い。

そこで色々やってみました。

 

ポリッシュ仕上げ部分〜オリスTT1でテスト

ポリッシュ仕上げの部分については、磨きクロスを購入して毎日のように、そして猿のごとくシコシコ磨いていましたが、鏡面仕上げには程遠く、とうとうミニルーターを購入。
これでバフ仕上げだ!

まずはすでに傷だらけのオリスTT1でテスト。
別途購入した純毛のバフにAmorを少量付けて磨いてみましたが、バフ自体が意外と固く逆に曇ってしまい失敗・・・力加減が難しい。
そこでバフに小さく切り取った磨きクロスを巻きつけて再チャレンジ。

きました。これきました。ビッカビカです。

テストを終え、いざモナコに。
なかなかいい感じです。

ルーターのいいところは手で磨くより疲れないところ。最初からこれ買っとけば良かった。2000円くらいですしね。

 

ヘアライン(サテン)仕上げ部分

そして次はヘアライン(サテン)部分。
ヘアライン仕上げの傷が悩みどころで、スポンジ型の粗めのヤスリを購入したりして試したりしましたが、真っ直ぐで綺麗な筋をつける事が難しく、さらにモナコの場合、文字盤周りのベゼル部分の幅が狭く、非常に難易度が高い。しかし一番目立つ部分ですしなんとかしたい。

そこで何かいい方法はないか色々調べた結果、グラスファイバー製のペンでヘアラインを補修する商品を知り即購入。ペンの先からグラスファイバー製の繊維が束になって出ております。

このペン型のヤスリで、ヘアラインの方向に沿って平行にシコシコ擦るだけで見事にヘアラインが復活しました!

ペン先が平で小さいので、幅が狭いベゼル部分もけっこういい感じの仕上がり。
ポリッシュ部分に磨きクロスをかける際にテカってしまったベゼルのエッジ部分も復活してます。

 

Before

タグホイヤー モナコ Before1

タグホイヤー モナコ Before1

縦方向のヘアラインに対し、横に磨き傷が入ってます・・・

タグホイヤー モナコ Before2

タグホイヤー モナコ Before2

リューズの真横らへんに傷が・・・

After

タグホイヤー モナコ After1

タグホイヤー モナコ After1

エッジが蘇って、横方向の磨き傷が分からなくなりました。

タグホイヤー モナコ After2

タグホイヤー モナコ After2

あれ??写真だとあまり分かりませんが実際はいい感じだと思います。

 

さて、これで綺麗になったモナコ。ますます愛着が湧きます。

アクアレーサーも傷つけないように気をつけよ・・・。

 

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